アオガヤツリ

Cyperus nipponicus 青蚊帳吊
カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
高さ10〜30cm 1年草
花:8〜10月、頭状花序、淡緑色の小穂、

《名前の由来》 小穂が緑色なので。

《場所》 本州、四国、九州、沖縄:田の畦、湿地など。(川や沼に近いけれど乾いた場所でも見かける)

いしのまきで
河川敷の乾いた舗装道路と歩道の隙間にたくさん列をなしていた
アオガヤツリ
'21.08.20

アオガヤツリ
'21.08.20

さいたまでも低地の公園の花壇と舗装した通路の隙間に生えていた
アオガヤツリ
'20.09.14
"葉は根生し細く幅1〜2.5oの線形、やわらかい。"

アオガヤツリ
'20.09.14

根元
茎が束生し、放射状に斜上することが多いそうだが ここは隙間なのでちょっと違った。
アオガヤツリ
'21.08.20

ちょっともらってきたので全体の様子
アオガヤツリ
'21.08.20

根元の様子
葉の幅は2.5oより細かった
アオガヤツリ
'21.08.20
"葉の基部は 褐色〜赤紫色を帯びた葉鞘となる。"

葉の表
アオガヤツリ
'21.08.20

葉の裏
アオガヤツリ
'21.08.20

とても長い苞葉がある
アオガヤツリ
'21.08.20
"花茎の先に、長い葉状の苞が3〜4個、短くて細い苞が数個つく"
頭状花序
アオガヤツリ
'20.09.14
"0.5〜2.5pの頭状"

苞葉にはさまれて頭花がある
アオガヤツリ
'21.08.20

花序枝がないものが多いが、花序枝が伸びて数個付いているのもある
アオガヤツリ
'21.08.20
"花序は苞の上に接してつくが、数本の短い花序枝を出してつくこともある"

小穂 これは楕円形っぽい
長さ5oぐらい、小花14個 少し取れてしまったか
アオガヤツリ
'20.10.03
"小穂は長さ3〜8o、幅1.5〜2o、扁平な披針形で、先が尖る。 小花10〜30個が2列に並ぶ。"

小穂 ちょっと長めで披針形
長さ5oぐらい、小花15個 これも少し落ちたかもしれない
アオガヤツリ
'21.08.20

長めの小穂 これぐらいだと披針形?
長さ7o・幅2oぐらい、小花22個
アオガヤツリ
'21.08.20

小穂は扁平
アオガヤツリ
'21.08.20

小花 鱗片は2o弱だった
アオガヤツリ
'20.10.03
"柱頭は普通、2岐。
鱗片は密につき膜質、長さ1.7〜2.2o、背側が丸い、中肋は緑色で少し突き出し尖る。"

果実が透けて見えている
アオガヤツリ
'21.08.20

未熟な果実
アオガヤツリ
'21.08.20
"果実は長さ0.8〜1.1o、幅0.5〜0.6o、倒卵形〜卵形。普通 片面がわずかに膨らんだ扁平な2稜形(3稜形のこともある)。 果実の稜には膜質の翼がわずかにある。"

熟してきた果実 長さは1o弱だった
アオガヤツリ
'21.08.20


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