アリタソウ(ケアリタソウ)

Chenopodium ambrosioides 有田草
アカザ科 アカザ属(APG分類ではヒユ科)南アメリカ原産(江戸時代薬用に移入 大正時代に野生化)
高さ0.6〜1m 一年草;葉は互生
花:7〜11月、緑色、雌花と両性花がまじった円錐状の花穂 茎や葉に毛の多いものをケアリタソウということがあるが連続的ではっきり区別ができないらしい

《名前の由来》 駆虫薬として佐賀県有田町で栽培していたことから

《場所》r,i,s 南アメリカ原産 市街地の道ばた、荒れ地、畑

家の近くで見たのは ずいぶん大きくなっていました。
アリタソウ
'09.09.14

葉は長さ3〜10cm長楕円形で粗い鋸歯がある
アリタソウ
'09.09.14
茎は縦に稜があり毛が生えていました。

小さな花が穂状についていました。
苞葉が目立ちます。
アリタソウ
'09.09.14

両性花と雌花が混じってついていて
雄しべが飛び出しているのが両性花、細い雌しべが飛び出しているのが雌花
アリタソウ
'09.09.14

河川敷で小さいのがありました。
アリタソウ
'15.09.27

アリタソウ
'15.09.27

茎に毛がありますが ないのをアリタソウ
あるのをケアリタソウと分ける考えもあるそうです。
アリタソウ
'15.09.27

雄しべが大きい両性花が目立ちます。
雌花は白い糸状の雌しべが出ています。
アリタソウ
'15.09.27

河原に 大きくなって倒れているのがありました。
アリタソウ
'15.09.27

葉は荒い鋸歯がありました。
アリタソウ
'15.09.27
白い葯が見えます。
アリタソウ
'15.09.27
花には葉状の包がついています

両性花をトリミング。
緑の5つにすじがあるのは果実
アリタソウ
'15.09.27

上に近い葉は細長かったです。
アリタソウ
'15.09.27

葉の裏には淡黄色の腺点が多く特有のにおいがするそうですが嗅いで見ていません。
アリタソウ
'15.09.27

軸が赤っぽいのもありました。
アリタソウ
'15.09.27

アメリカアリタソウは苞葉が小さくて目立たないそうなんですが
これぐらいなら目立つと言っていいかと思っています。。。が
アリタソウ
'15.09.27

果実
果実は花被片5枚で包まれる(胞果というそうです)。 果実は直径約1mm。
アリタソウ
'15.09.27


アリタソウ
'15.09.27

アリタソウ
'15.09.27

アリタソウ
'15.09.27

アメリカアリタソウというのがあって 花穂が長く苞葉が目立たなくて、葉の切れ込みが深いそうですが 気になります。