エゾボウフウ

Aegopodium alpestre 蝦夷防風
セリ科エゾボウフウ属 多年草
高さ20〜80cm
花:6〜8月、複散形花序、白

《名前の由来》 中国にあるボウフウは漢方薬で 大型の根が太いセリ科にボウフウが使われている名前が多い。ボウフウとは別属で薬効はないらしい。エゾは分布が北の方だからかな?

《場所》j 北海道・本州(東北,関東,中部):深山の木など陰

低山の林道わきに群生しているのを見つけました。
薄暗いところです。
エゾボウフウ
'18.06.08
地下茎で増えるそうで群生していました。

エゾボウフウ
'18.06.08

下の方の葉は全体の形は三角形で2〜3回羽状複葉
さらに細かく切れ込む
エゾボウフウ
'18.06.08

小葉の先は細くとがっています。
鋸歯が荒くはっきりしています。
エゾボウフウ
'18.06.08

小葉の先は細くとがっています。
鋸歯が荒くはっきりしています。
エゾボウフウ
'18.06.08

エゾボウフウ
'18.06.08

茎葉の付け根は鞘状にふくらんでいる。
エゾボウフウ
'18.06.08

エゾボウフウ
'18.06.08

果実
エゾボウフウ
'18.06.08

総苞片はない
エゾボウフウ
'18.06.08

小総苞片もありません。
エゾボウフウ
'18.06.08
どちらもないのが イブキゼリモドキやミヤマセンキュウなどの似た花との区別点になるようです。