エゾカワラナデシコ

Dianthus superbus 蝦夷河原撫子
ナデシコ科ナデシコ属
高さ30〜50cm
花:6〜9月、直径約5cm、淡紅色

《名前の由来》 

《場所》jh 北海道・本州(中部地方以北):山地や海岸の日当たりのよい岩場や草地

海辺の岩場の壁の上のほうにピンクの花が見えました。

'16.06.26

固まって咲いているのもあります。

'16.06.26

縦と横を間違えたのではありません。
倒れて横に伸びているのもしばしば見かけました。

'16.06.26

花を撮ろうと岩を登るのは危なそうなので近場のを探しました。

両性花の株と

'16.06.26
雄しべと雌しべがあって、雄しべが先に熟すそうです。

雌花だけの株とありました。

'16.06.26
雄しべはありません。

花びらの先が細かく避けていますが烈片の幅はカワラナデシコより広い気がします。でも同じような感じのもあったので一概に言えないのかも。

包葉は向かい合わせに2枚で2対あります。

'16.06.26

3対に見えるのもありますが花枝が伸びているのを見ると2対になっています。

これをみると 伸びてる様子がわかります。

'16.07.02
赤紫色を帯びているのもありました。

カワラナデシコとの違いのひとつに包葉の数と萼の長さの違いがあるそうです。画像を並べてみました。単純に大きさを比べられませんが、感じはつかめると思います。


左:カワラナデシコ 萼筒が長く(3〜4cm)包葉は3〜4対
右:エゾカワラナデシコ 萼筒が短く(2〜3cm)包葉は2対

一応根元の様子

'16.06.26


'16.06.26

葉の様子。長さ3〜7cm

'16.06.26
白っぽいです。