バアソブ

Codonopsis ussuriensis 婆ソブ 別名:ヒメツルニンジン(姫蔓人参)
キキョウ科 ツルニンジン属
長さ約2m つる性 多年草
花:7〜9月、長さ2〜2.5p、釣鐘型、緑白色〜赤紫色

《名前の由来》花の内側にある斑点をお婆さんのそばかすに例えた。ソブは木曽地方の方言でそばかすのことだそうだ。

《場所》 北海道〜九州:山野の林縁、原野など

さいたまの河川敷で

バアソブのつぼみがいっぱい
バアソブ
'21.06.30

葉は互生
バアソブ
'21.06.30

先の方の葉は輪生に見えるのが多い
これは4輪生に見える
ツルニンジン(ジイソブ)は葉の先がもっと尖るようだ
バアソブ
'21.07.07

”主軸の葉は互生、葉身は卵形、長さ0.6〜2p。
側枝の葉は3〜4個が偽輪生することがあり、葉身は卵形〜卵状楕円形、長さ2〜5p。”

つぼみ こちらは葉が3輪生に見える
バアソブ
'21.07.07

つぼみの先
バアソブ
'21.07.07

つぼみが並んでいた
バアソブ
'23.07.09

萼が開いてきたつぼみ
バアソブ
'21.07.07

先はキキョウ科を思わせる
バアソブ
'21.07.07

萼が反り返ったつぼみ
バアソブ
'21.07.11

花の長さは2.3pぐらいだった
バアソブ
'21.07.11

ツルニンジンは長さ2.5〜3.5cmで より花がおおきい。花期が8〜10月と少し遅くずれる)

花の先は浅く5裂する
花の内部 奥の方に 名前の由来のそばかす(斑点)が見える
ツルニンジンの奥の方には斑点が見られなかった。
バアソブ
'21.07.11
”雄しべ先熟”

花 色が薄い
バアソブ
'23.07.09

花の内部
バアソブ
'23.07.09

花 外側の色がちょっと濃い
バアソブ
'21.07.11

花 色が濃い
バアソブ
'23.07.09

バアソブ
'23.07.09


バアソブ
'21.07.07

葉の縁や裏に毛が多いことがツルニンジンとの見分けの一つとのことで、 葉の縁の毛はあるけれど肉眼では見えなかった
バアソブ
'21.07.07

こっちはすこしわかりやすい
バアソブ
'21.07.11

葉の裏の毛
バアソブ
'23.07.09

葉の表
バアソブ
'23.07.09

芽生えの葉かな? 毛が多い
バアソブ
'22.04.10

果実 まだ熟していない。直径1pぐらいだった。
バアソブ
'23.09.01
”刮ハは直径1〜1.3cmで、光沢のある黒褐色の種子が入っている。種子に翼はない。”

未熟な種
ツルニンジンとの違いがいろいろある中で比べなくてもわかるのは種だそうで、ツルニンジンは種に翼がある。
バアソブ
ツルニンジンのページに翼がある種が1つ画像あり

果実が膨らんできた まだ種をまくほどにはなっていない
バアソブ
'23.10.08

まだ未熟の果実と熟し気味だったツルニンジンの果実の大きさを比べてみた。正確ではないけれど定規の目盛りにあわせると ツルニンジンは倍ぐらい長さがあった
バアソブとツルニンジン

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