ヒエガエリ

Polypogon fugax 稗返り 稗還り
イネ科 ヒエガエリ属 1年草または越年草
高さ15〜60cm 1年草
花:5〜8月、若い花序は閉じていて円柱形、開花と共に花序枝が開いていき、果実期に閉じる

《名前の由来》 ヒエから変化したものと思われていて より小さいので先祖返りしたという説があった

《場所》 本州〜沖縄:日当りのよい水辺や湿地、田のあぜなど

いしのまきの 河川敷で
花穂がほころび始めていてきれいだった
ヒエガエリ
'20.05.24

2ヒエガエリ
'20.05.24

葯が出ている
ヒエガエリ
'20.05.24

まだ咲いていない花穂
ヒエガエリ
'20.05.24
"花序は長さ5〜8cm、幅1.5〜2cm"

さいたまで 
運動公園の近くや側溝の脇など各所で見られた
群落の中は色々な段階
ヒエガエリ
'21.05.24

まだ葉鞘から出きっていないけれど咲き始めている
ヒエガエリ
'20.06.12

少し赤みおびているのもある
小穂の護穎に毛があるようだ
ヒエガエリ
'20.06.12

赤褐色が強いもの
ヒエガエリ
'21.05.07

下の方が開いている
ヒエガエリ
'21.05.07

ヒエガエリ
'21.05.07

こちらは咲いて開いているところが淡い色
ヒエガエリ
'21.05.07

枝が全部開いている
ヒエガエリ
'21.05.07
"花軸の各節に長さ1〜2cmの枝を多数半輪生状に出す。密に小穂をつける"

これは薄茶色を帯びている
ヒエガエリ
'21.05.24

全体の様子
ヒエガエリ
'21.05.24

葉は終盤で大きかったのか 長さ10p余り 幅が8o位あった
ヒエガエリ
'21.05.24
"葉は長さ5〜10cm、幅3〜7mm、薄質、粉緑色を帯る。両面は無毛、ざらつく"

葉の表
ヒエガエリ
'21.05.24

葉の裏
ヒエガエリ
'21.05.24

根元の方ヒエガエリ
'21.05.24

葉舌は5o以上ありそう
ヒエガエリ
'21.05.24
"茎は高さ20〜50cm、平滑、無毛
葉舌は先がとがり、白色、膜質、長さ5〜6mm"

葉舌 襟の打ち合わせのようになっていた
ヒエガエリ
'21.05.24

小穂は毛がある。長さは2oぐらいで芒はそれより少し短めだった。
苞穎はふちが透明で芒が出ている
熟すと小穂は柄と共に脱落するそうだ
ヒエガエリ
'21.05.24
小穂は芒を除いた長さ2mm、包穎には短毛、先端は2裂し、裂片の間から小穂とほぼ同長2mmの芒をだす。 小花は1個。

小花はつるつるしている。長さは1oあまりで芒も同じぐらいだった。
果実は出せなかった
ヒエガエリ
'21.05.24
"小花は長さ約1mm、護穎にも芒がある"

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