ヒゴクサ

Carex japonica 肥後草、籤草
カヤツリグサ科 スゲ属ヒメシラスゲ節
高さ20〜40pcm 多年草 まばらに叢生
花:4〜6月、小穂は2〜4個、長い柄がある、頂小穂は雄性、雌小穂の柱頭が長い

《名前の由来》 肥後で発見されたから とか 茎が細いので籤(ひご)にたとえた などあるがはっきりしない

《場所》 北海道〜九州:草地、道端など

いしのまきで
前山の昔の細い荒れた作業道で 柱頭がふさふさのを発見
白く長い柱頭が目立つ
ヒゴクサ 花
'10.06.01

小穂の柄が長いのがわかる。果実はたれさがるようだ
ヒゴクサ 花
'10.06.01

市外で見た株
ヒゴクサ 株
'23.05.22 市外

雄小穂
ヒゴクサ 雄小穂
'23.05.22 市外

葉の表 幅は3〜3.5oぐらい
ヒゴクサ 葉表
'23.05.22 市外
”幅2〜4o”

葉の裏
ヒゴクサ 葉裏
'23.05.22 市外

雌小穂 柱頭が絡み合っていて3岐がよくわからない^^;
ヒゴクサ 雌小穂
'23.05.22 市外

雄小穂の鱗片の様子 尖る
ヒゴクサ 雄小穂
'23.05.22 市外

雌小穂を見るとまだ果実が熟していない
ヒゴクサ 雌小穂アップ
'23.05.22 市外

6月に前山で残っているのがあった
果期には垂れ下がっている
ヒゴクサ 株
'23.06.23

ヒゴクサ 株
'23.06.23

すこしもらってきた。長さは30p足らずぐらい
ヒゴクサ 採取
'23.06.23

根付近の様子
ヒゴクサ 根本
'23.06.23

茎下部の様子
ヒゴクサ 茎下部
'23.06.23

花序
ヒゴクサ 小穂
'23.06.23

雌小穂は短いのや長いのがあった
上の目盛りは1o、下は0.5o間隔
長いので1.5pぐらい 短いのは1p足らずぐらいだった
雄小穂は1.4oぐらい
ヒゴクサ 小穂サイズ
'23.06.23
”雄小穂の長さ1.5〜3pの線形、雌小穂の長さ1〜2pの円柱形”

果胞の口部は二つに切れている
1メモリ0.5oなので4o足らずぐらいか
ヒゴクサ 果胞
'23.06.23
”果胞は長さ3.5〜4o、長い嘴、嘴の先に微刺、口部は2歯”

花後でも長い柱頭がついてる。果苞の2倍ぐらいある。柱頭3岐
果胞より短い雌鱗片がついている
ヒゴクサ 果胞柱頭付き
'23.06.23

果実は3稜形
ヒゴクサ 果実
'23.06.23

倒卵形とのことだが余り顕著じゃなかった。 1メモリ0.5o
ヒゴクサ 果実
'23.06.23
”果実は約2o 3稜、倒卵形”


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