ヒメガマ

Typha domingensis  姫蒲
単子葉植物 ガマ科ガマ属 多年草
高さ1〜2m、抽水植物
花:6〜8月、雌花穂:円柱状、約8〜20p、淡緑色から赤褐色に変わる、雄花穂:10〜25cm、

《名前の由来》 ガマに比べて葉が細いことに由来。ガマは朝鮮語のカム(材料)から転訛と考えられる。

(ガマの仲間は花粉を漢方薬(蒲横:ホオウ)の止血剤などとしてもちいられるそうで、大国主命が因幡の白ウサギにガマの花にくるまるように教えたのは 花粉の薬効とのことです。) 《場所》s h 日本全土:湖や沼、池、河川、水路、休耕田など

ちょっと離れた場所の田んぼの耕地整理をした残りの部分で 小さな流れがあり湿っているところで。
ヒメガマの特徴は 花穂がガマに比べて細長く、上の雄花穂と下の雌花穂が5cm前後離れている点が、ガマコガマとの簡単な区別点となるそうです。 棒つきソーセージのようなのが雌花穂で その上に雄花穂があるのですが 花が終わって落ちてしまっていました。

ヒメガマ
'09.08.23
雌花穂は2〜3段に分かれることがあるそうです。

ヒメガマ
'09.09.14

別の年7月に別の場所で見たのはまだこれからのもあるようです。
ヒメガマ
'16.07.18

上に付いているのは雄花穂で随分長いです。
ヒメガマ
'16.07.18

苞がまだ付いているのがありました。
ヒメガマ
'16.07.18
葉は幅5〜15mm。

雄花が茶褐色になっていません。
ヒメガマ
'16.07.18

雄花穂が苞につつまれています。
ヒメガマ
'16.07.18

雄花穂をトリミングしてみると これはまだ花粉が出ていません。
ヒメガマ
'16.07.18
花一つ一つの基部に長い毛が付いています

雄花穂が花粉を出してしまって花が終わって
褐色になっているのをトリミング。 長く伸びて垂れています。
ヒメガマ
'16.07.18

雌花穂の途中
ヒメガマ
'16.07.18

雌花穂をトリミング
ヒメガマ
'16.07.18

このあと 雄花穂は落ちてしまって。。。
雌花穂は受粉後花柱が伸びて膨らんできます。
雌花にも基部に長い毛があって一緒に伸びてくるらしい。
ヒメガマ
'09.09.14

そしてもこもこ果実
たくさんの果実が!
ヒメガマ
'09.09.14

アップしてみると
ヒメガマ
'09.09.14