ガマ

Typha latifolia 蒲
ガマ科ガマ属  抽水植物(水生植物の一型。浅い水中に生え、根は土壌中にあり、葉や茎が水面から出ている植物)
高さ1.5〜2.5m、多年草
花:6〜8月、円柱状の肉穂花序、下側に雌花群、上側に雄花群

《名前の由来》 よくわかっていないらしい。アルタイ語で葦を意味する「カマ」からという説がある また朝鮮語のカム(材料)からという説など

《場所》h 北海道〜九州:池、沼、川、休耕田、湿地など

田んぼが震災の後、湿地のようになった所にヒメガマの群生がありました。その外れに一本大きいのがありました。ガマです。

ガマ
'16.07.18

下部全体を撮ることができなかったので 下のほうだけも
ガマ
'16.07.18
葉の幅1〜2cm

花穂 上の細い花穂が雄花の集まり、下の太いほうが雌花の集まり。
ガマ
'16.07.18
下の雌花穂は長さ10〜20cm、雄花穂は細く長さ7〜12cm

雌花の花穂
細かい所がわかりませんが。
果期には直径1.5〜3cmになるそうです。
ガマ
'16.07.18

境目
上の雄花は花粉を出し終わって雄しべが伸びて垂れていました。
花の頃は黄色い花粉が見える。
ガマ
'16.07.18

トリミング
花弁はなく 上が雄しべのみ 下が雌しべのみのあつまりになっているはず。
ガマ
'16.07.18

雌花をトリミングしてみました。はっきりしませんが、雌しべが花が終わって花柱がのびて赤褐色になっています。

ガマ
'16.07.18