カノツメソウ

Spuriopimpinella calycina 鹿の爪草 別名:ダケゼリ(岳芹)
双子葉植物離弁花類 セリ科 カノツメソウ属
高さ0.5〜1m
花:8〜10月、白、

《名前の由来》 根の形が鹿の爪に似ていることから。 3出複葉の葉の形が鷹の爪に似ているところから鷹の爪草から”た”が取れたという説もあるらしい。別名のダケゼリ(岳芹)は山地の木陰に生えてセリに似ているから。

裏山の隣の山でカノツメソウの咲き始めに逢いましたが、その後 裏山でも見つけました。  あまり目立たずひっそりと咲いています。

カノツメソウ
'09.08.03

ひょろっと立っていて、茎が細いので全体を撮ることができません。
カノツメソウ
'09.08.11

葉が下の方にあるので 葉の部分を撮ってみました。
カノツメソウ
'09.08.03

下の方の葉は2回3出複葉。上部の葉は1回3出複葉になる。
カノツメソウ
'09.08.03

また上の花の部分を
カノツメソウ
'09.08.11

花の塊(小散形花序)は8個前後とのことでセリ科の中ではまばらな方です。同じような所で見られるヤマゼリは花序の分岐がもっと多く 花の数も多いです。

花をトリミング
カノツメソウ
'09.08.11
花弁が内側にくるんと巻いています。雄しべが飛び出しているのが繊細な感じ。

カノツメソウ
'09.08.11

カノツメソウ
'09.08.11

ぼけてますが 花序の下についている苞がみえるので メモ
カノツメソウ
'09.08.11