カラスビシャク

Pinelia ternata 烏柄杓 別名:ハンゲ(半夏)
単子葉植物 サトイモ科ハンゲ属
高さ20-40cm 葉柄の下部にむかごをつける
花:5〜8月

《名前の由来》 仏炎苞(ブツエンホウ)を柄杓(ヒシャク)に見立てたもの。
別名のハンゲ(半夏)は、カラスビシャクの中国名で、漢方で球茎を吐き気止めなどにする。

草取りの時に庭や畑のまわりのあちこちでこの葉を↓見かけます。 カラスビシャク
'09.05.26
これは何だろうと思っていたら

田んぼのあぜ道で まとまって花が咲いていたのを見つけました。
カラスビシャク
'09.05.26

正体はカラスビシャクというものでした。
繁殖は種子と地下茎と葉にできるむかごによるそうですが、写真は撮っていません。

カラスビシャク
'09.05.26

柄杓というよりは匙という感じですが。
花序の先にのびている細長〜いもの(付属体)が ぴったり仏炎苞の先にはまる場所があるのがおもしろいです。かちっとはまっていて はずしてみたら かちっと音がしたような気がしました^^

カラスビシャク
'09.05.26