カサスゲ

Carex dispalata 笠菅
カヤツリグサ科 スゲ属 ミヤマシラスゲ節
多年草、高さ40〜100cm、地下茎が横走し群生する、
花:頂小穂は雄性、側小穂は雌性、4〜6月、多少垂れる

《名前の由来》 葉が丈夫なので乾かして菅笠や蓑の材料になっていた。

《場所》 北海道〜九州:川、池畔、湿地など

いしのまきで
河川敷の水が残っている縁に群生していた。
カサスゲ
'21.5.12

カサスゲ
'21.5.12

カサスゲ
'21.5.12

頂小穂は雄性、側小穂は数個あり雌性、
雄小穂は6p強、雌小穂は5p位だった
カサスゲ
'21.5.12
"雄小穂は線状円柱形、長さ4〜7cm
雌小穂は3〜6個、長さ3〜10cm、幅4〜6mm"

全体の様子
高さは60pぐらいだった
カサスゲ
'21.5.12

下の方
カサスゲ
'21.5.12

カサスゲ
'21.5.12

雄小穂の柄
カサスゲ
'21.5.12

カサスゲ
'21.5.12
"苞は葉身が長く、無鞘
"鱗片は鋭頭、紫褐色"

雌小穂
カサスゲ
'21.5.12
雌小穂 拡大
カサスゲ
'21.5.12

柱頭が出ている
カサスゲ
'21.5.12

柱頭は3岐
カサスゲ
'21.5.12

葉の裏
カサスゲ
'21.5.12
"葉は幅4〜8mm"
葉の表
カサスゲ
'21.5.12

稈はつるつるしている
カサスゲ
'21.5.12

カサスゲ
'21.5.12
"果胞は長さ3〜4mm、無毛、
熟しても膨らまず、果実を緩く包む"

果胞にしわがあった
長さ3oぐらい
カサスゲ
'21.5.12

乾くと黒っぽくなるらしい
カサスゲ
'21.5.12

カサスゲ
'21.5.12

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