キシュウスズメノヒエ

Paspalum distichum 紀州雀の稗
イネ科 スズメノヒエ属 熱帯アジア・アメリカ原産
高さ20〜60cm
花:7〜10月、花序は二又、小穂は総に2列に並ぶ、葯も柱頭も暗紫色

《名前の由来》 スズメノヒエスズメノヒエの仲間の帰化種で、和歌山県で最初に発見されたので

《場所》 本州〜沖縄 帰化種:水田の畔、用水路、等の湿地

さいたま市で

公園と川に間の水田の畔あたりに群生していた
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

以前見た 変種のチクゴスズメノヒエより花穂がだいぶ小さい気がする
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

花穂は2本
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29
長さが3.5〜4pぐらい
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29
"花序は2股に分かれ、長さ3〜6p"


キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

全体
高さ40pぐらい
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

葉の様子
葉は測ったのは長さ10pぐらい 幅6oぐらい
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29
"葉は線形、長さ2〜10cm、幅3〜8mm、基部付近の長毛の他はほとんど無毛、鋭頭"

根元の様子
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

葉の下の方に縁に毛がある。葉舌は切り形で先に毛があるらしいけど見ていない
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

葉の裏にも毛が見える
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

葉鞘の縁に長毛。下に行くほど少ない感じ
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

稈と葉鞘に毛
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

小穂
退化した第1小花の護穎はつるっとしている
付け根のあたりに わかりにくいけど小さい第1苞穎がある。これはない場合もあるようだ
黒っぽい虫みたいなのは雌しべの葯
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

扁平な第1小花側を見せてきれいに並んでいる
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

小穂が花軸に並んでいる方と裏側
軸に2列に並んでいるところを写してなかった
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

小穂 隠れている方の第2苞穎側は膨らんでいる。軟毛があった
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29

"小穂は約3o、倒卵状楕円形、淡緑色、2小花。第1小花は不完全で護頴だけで第1苞頴はないか、あっても小さい三角形。第1小花の護穎と第2小花の苞穎はほぼ同長。"

第1護穎側 平ら
小穂の長さは3o弱ぐらいだった
キシュウスズメノヒエ
'21.07.29


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