コオニタビラコ

Lapsanastrum apogonoides 小鬼田平子 別名:タビラコ、ホトケノザ
キク科 ヤブタビラコ属
高さ5〜25cm 越年草
花:3〜5月、黄色、頭花は舌状花のみ6〜13個、直径約1p

《名前の由来》 オニタビラコはタビラコ(コオニタビラコの別名)より大きいから付いたそうで ぎゃくにタビラコがコオニタビラコになった?
タビラコ(田平子)は 葉がロゼット状に伸び田に平らにはりついているようだから。
別名のホトケノザは、ロゼット状で冬を越す葉を仏の座に見立てた。これをつんで七草がゆに使う。春の七草のひとつ。シソ科のホトケノザとは別。

《場所》 本州〜九州:水田の畔や道端など

さいたま市で
田んぼの畔にたくさん見られた。
コオニタビラコ 株
'22.04.07

オオイヌノフグリ
コオニタビラコ オオイヌノフグリと
'22.04.07

根生葉は羽状深裂
コオニタビラコ 葉の様子
'22.04.07

総苞は円筒形で内片は5〜6個、外片は小さく鱗片状
コオニタビラコ 総苞
'22.04.07

内片が6個あるのがわかる
コオニタビラコ 総苞片
'23.04.12

花が終わって柄が伸びて下向きになっているのがあった
コオニタビラコ 花後
'22.04.07

果実が伸びている。冠毛はない。先に突起があるように見える。”痩果の先端に2個の角状突起がある”のが特徴らしいけれど、これのことかなあ
コオニタビラコ 果実
'22.04.07

ロゼット状で越冬する葉
コオニタビラコ ロゼット状
'22.04.07

群生していた。
コオニタビラコ 群生
'23.04.12

葉の先端の裂片が一番大きい
コオニタビラコ 葉の先の方
'23.04.12

表も
コオニタビラコ 先端の裂片の表
'23.04.12

裏も無毛
コオニタビラコ 先端の裂片の裏
'23.04.12

花が終わって下を向いている。ヤブタビラコのように花後に丸くなることはない。
コオニタビラコ 花と花後
'23.04.12

時期が進んでロゼット状ではなく立ち上がっている。
コオニタビラコ 覆う様子
'23.04.12

コオニタビラコ 立ち上がっている
'23.04.12

舌状花の数は9、10、13枚 確認
直径は9oぐらいだった。
コオニタビラコ 舌状花の数
”頭花は黄色で直径約1cm 舌状花は8〜13個程度”

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