マスクサ

Carex gibba 桝草 別名:マスクサスゲ
カヤツリグサ科 スゲ属 多年草
有花茎 高さ30〜70cm
花:4〜6月、夏から秋に再出穂する個体もある、花序に5〜8個の小穂が付く、小穂は雌雄性、基部に少量の雄花

《名前の由来》 カヤツリグサ(別名マスクサ)の由来と同様に こどもが茎の両側をつまんで割いて四角い升形をつくって遊ぶところからとのこと。。

《場所》 本州〜九州:低地〜山地の草地、林縁、道端など湿ったところ

さいたまで

神社の近くの公園の芝生の奥の薮のそばや散歩道に
葉は細く幅3〜4oぐらいだった
マスクサ
'20.5.24
"根茎は短く叢生する
葉は幅2〜5o、線形、やわらかめ"

マスクサ
'20.06.10

ウラジロチチコグサと一緒に
マスクサ
'20.06.10

根元の方
マスクサ
'20.06.10

小穂は柄がない 長さは8oぐらいだった
マスクサ
'20.06.10
"小穂 長さ0.5〜1cm、幅約4o"

小穂は下の方に少し雄花があり上は雌花
マスクサ
'20.06.10
"雌雄性で基部に少数の雄花がつく"

マスクサ
'20.5.24

"花序に5〜8個の小穂が離れてつく。上部は接して付く。
苞は花序より長い。下部の苞は長い。

マスクサ
'20.5.24

草刈りが来る前に少しもらってきた
マスクサ
'20.5.24

小穂
マスクサ
'20.5.24

根元
マスクサ
'20.5.24

小花
マスクサ
'20.06.10

"果胞の長さ3〜3.5o、広卵形で扁平、広い翼がある。縁は鋸歯がありざらつく。柱頭3個
雌鱗片は果胞はより短く白っぽい。中助は緑色"

雌鱗片と果胞
マスクサ
'20.5.24
果実 2.5oぐらい
マスクサ
'20.5.24
"広楕円形〜円形、柱基(花柱の基部 上の画像で左)はやや盤状、短い嘴で口部は2歯"

向きを変えるとすじが見えるので3稜形かとおもったら
マスクサ
'20.5.24

でも厚みがあまりないので3稜形とは言わないのかな
マスクサ
'20.5.24


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