ミコシガヤ

Carex neurocarpa 御輿茅
カヤツリグサ科スゲ属 ミノボロスゲ節 湿生植物
高さ30〜60cm 多年草
花:4〜6月、15〜25個の小穂が円柱状につく、

《名前の由来》 花序の形をみこしに見立てた。花序の下に長い苞葉があるので神輿に見えなくもないです。

《場所》hj 本州(近畿以北):湿った草地、湿地、川岸など

沼の縁の湿地や河川敷でたくさん見ました。

カズノコグサもたくさんあり混じっていました。
ミコシガヤ
'16.07.26

ミコシガヤ
'16.07.26

まとまって株立ちしていました。
高さ60cmぐらいまでになります。
ミコシガヤ
'16.07.21

茎の下の方付け根あたりの葉鞘は茶褐色になってもちゃもちゃしてます。
ミコシガヤ
'16.07.26

葉鞘の付け根
ミコシガヤ
'16.07.26

葉鞘にひれがついていました。
ミコシガヤ
'16.07.26

花序は15〜25個の小穂がついている。長さ3〜8cm。
小穂には柄がない。
ミコシガヤ
'16.07.26

小穂の基部に葉状の苞がついていますが 上の方のは鱗片状になっているので取ってみないとわからないようです。下の方は花序全体を見ても見えます。
小穂は、長さ4〜8mm、無柄、

花序の付け根部分
一番下の苞は5〜15cmと長くなっていて目立ちます。
ミコシガヤ
'16.07.26

先の部分をトリミング
ミコシガヤ
'16.07.26

黄緑色だった小穂の先のほうの一部トリミング
嘴から中ほどまで広い翼がついています。
ミコシガヤ
'16.07.21

小穂の上部に雄花があり,下部に雌花があり、このような植物を雄雌性というそうですが 上の方をトリミングしてみてもよくわかりませんでした。

茶色がかっていた小穂の先の方
ミコシガヤ
'16.07.26

黄緑色の穂が、実が熟して茶色になっていました。
ミコシガヤ
'16.07.26

また熟したのを見てみました
ミコシガヤ
'21.07.19

果胞は3.5oぐらいありました。 波状の翼があります。
柱頭は2岐
ミコシガヤ
'21.07.19

果胞に対して中の果実は小さく これは1o弱でした
ミコシガヤ
'21.07.19

群生
ミコシガヤ
'21.08.27

ミコシガヤ
'21.08.27

ミコシガヤ
'21.08.27

ミコシガヤ
'21.08.27

基部の鞘
ミコシガヤ
'21.08.27

葉の表
ミコシガヤ
'21.08.27

葉の裏
ミコシガヤ
'21.08.27


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