ミヤマナルコユリ

Polygonatum lasianthum Maxim 深山鳴子百合
単子葉植物 キジカクシ科 アマドコロ属
高さ30〜60cm  葉は互生し、6〜10cmの卵形
花:5〜6月、筒状、白色先は緑色、長さ1.7〜2p

《名前の由来》 ナルコユリは 茎から垂れ下がって並んで花がつく様子が鳴子のようで、花が鳴子の竹筒を思わせるから。 鳴子とは、田畑を鳥や獣に荒らされないように 小さな板に短い竹筒をぶら下げたものに縄をつけて ひもを引いて鳴らして追い払うしかけ。山の中に多いため深山とついたと思われるが 深い山でなくても見られる。

裏山の暗い杉の間の雑木林の斜面で撮影です。ぶれた写真ばっかりでした。
これが一番まともなのです^^;
ミヤマナルコユリ
'09.06.09
アマドコロやホウチャクソウに比べて小さめです。

ミヤマナルコユリ
'09.06.01

アマドコロなどは茎に沿って花をつけますが、ミヤマナルコユリは葉の付け根から花柄が葉の裏に沿って湾曲して伸びて2〜3個の花をつけるので 左右に分かれて咲きます。

ミヤマナルコユリ
'09.06.01

ぶれていて目が変になりそうです〜^^; 葉の縁が波打っているのはぶれているせいではなく ミヤマナルコユリの特徴です。

花柄が葉の裏に沿っています。
ミヤマナルコユリ
'09.06.01

葉を上から見てみました。
ミヤマナルコユリ
'09.06.01