ミヤマシラスゲ

Carex olivacea subsp. confertiflora 深山白菅
カヤツリグサ科 スゲ属 ミヤマシラスゲ節
高さ30〜80cm 多年草
花:5〜7月、長小穂は雄性で線形で汚黄色、側小穂は雌性で円柱状 2〜6個

《名前の由来》 深山に生えるシラスゲという意味だが低地にも生える

《場所》 北海道、本州、四国、九州:丘陵や山地の湿地など

いしのまきで

5月 前山の陰の下の方で
ミヤマシラスゲ
'10.05.31

花が咲いていた
ミヤマシラスゲ
'10.05.31

一番上の小穂は雄小穂は葯が出ていた
ミヤマシラスゲ
'10.05.31

9月 前山の陰の方で
ミヤマシラスゲ
'09.06.01
"根茎が這って広がり群生する"

頂小穂は雄性で 雌性の側小穂が3個ついていた
ミヤマシラスゲ
'09.06.01
"雌小穂は2〜6個、長さ2.5〜6cm、円柱形"

花は終わって果胞が膨らんで鱗片があまり見えない
柱頭は3岐
ミヤマシラスゲ
'09.06.01

8月 里山の間の車道脇 ため池近くの耕作放棄地で まだ残っているのがあった
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

茂っている葉に埋もれていた
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

探すと結構花穂が残っている
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

葉は縦に折れている
ミヤマシラスゲ
'21.08.22
"葉は3脈が目立つ"

葉の表
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

葉の表 溝
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

葉の裏は白い
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

葉の裏を拡大
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

葉の付け根
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

葉の付け根
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

一本の全体の様子 苞は葉状
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

花序
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

枯れた雄小穂
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

果胞が膨らんで隙間がない
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

一番下の長めの雌小穂 長さ5.5p
ミヤマシラスゲ
'21.08.22
"雌小穂 長さ2.5〜6cm"

一番上の短めの雌小穂 約3p
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

あまり膨らんでいないのもあって 鱗片が見える
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

黒いのもある
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

果胞を取り出してみるとゆるゆるな感じ 鱗片は芒が伸びている
ミヤマシラスゲ
'21.08.22
"鱗片は果胞より短いものが多い、淡緑色、凹頭〜鈍頭、先が長い芒になる"

果胞 長さ3.5oぐらいだった
ミヤマシラスゲ
'21.08.22
"果胞は長さ約4mm"

果実 2o弱ぐらいだったので果報にゆるく包まれている
普通は倒卵形だけど 小さな長惰円形の果実が混じるらしい。
ミヤマシラスゲ
'21.08.22
"果実は果胞の長さの約半分、倒卵形、頂部は嘴状"
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

3稜形
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

果胞を取り出して1日置いておいたら黒っぽくなった
ミヤマシラスゲ
'21.08.22

小穂を乾いたら見てみようと思って取っておいてのを忘れていたら黒っぽくなっていた^^
ミヤマシラスゲ
'21.08.27


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