ミズハコベ

Callitriche palustris 水繁縷
オオバコ科 アワゴケ属
高さ10〜20cm 1年草または多年草 沈水〜浮葉〜湿生植物
花:通年、雌雄異花で同株、雄花は雄しべ1個 雌花は雌しべ1個(柱頭2個)のみからなり目立たない

《名前の由来》 小さい葉が密生している姿がハコベに似ていて、水中でも見られることからミズハコベ

《場所》 全国:水田、休耕田、用水路など冬も水のあるところ

いしのまきで
10月 近所の田んぼの端に残っていた
ミズハコベ
'16.10.30
"茎は地表を這い分枝、節から発根して広がる"

果実がいっぱいできている
長さ約1.5o
ミズハコベ
'16.10.30

アワゴケの果実に似ていてアワゴケ属ということがわかる
ミズハコベ
'16.10.30

7月 河川敷の川へつながる水が引いた泥んこの堀にたくさんいた
ミズハコベ
'21.07.19

こんなふうにまとまって あちこちに出ている
ミズハコベ
'21.07.19

葉は3脈が見える
ハコベに似ていると言えるかもしれない
ミズハコベ
'21.07.19

果実が見つかった
ミズハコベ
'21.07.19
"果実は扁平な軍配形で倒卵状楕円形。狭い翼がある。水中でもよく結実する。"

引っ張り出してみると下の方は葉が長い
ミズハコベ
'21.07.19

葉腋に花がついている
ミズハコベ
'21.07.19
白いのは花を包む苞らしい。
2個の花柱はアワゴケは反り返るが、ミズハコベは直立する
ミズハコベ
'21.07.19
雄しべは見つけられなかった

"花は葉腋に1個づつつくが目立たない。雌雄異花で、雄花は1個の雄蕊からなり、雌花は1個の雌蕊からなる"

泥の中の葉は細長い
水がないので沈水状態の葉はなかった
ミズハコベ
'21.07.19
"葉は対生。沈水葉、浮葉、気中葉とそれぞれの中間の形があり、線形〜披針形〜広披針形〜広倒卵形と色々な形となる"


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