ミョウガ

Zingiber mioga 茗荷
単子葉類 ショウガ科ショウガ属 東アジア原産栽培品、各地に半野生化
多年草、高さ50〜80cm
花:8〜10月、淡黄色、淡赤褐色の苞片

《名前の由来》 生姜と共に持ち込まれ、香りが強いほうを「兄香(せのか)」、弱いほうを「妹香(めのか)」と呼んだことから、ショウガ・ミョウガに転訛したという説がある。

ミョウガは以前に植えたものだそうで、野草ではありませんが 珍しいものを見たのでメモしておくことにしました。それはなにかというと・・・
まずは花から。家の裏の土蔵の陰で撮影です。

ミョウガ
'06.09.01

ミョウガ
'06.09.01

10月に 花の先に真っ赤なものがちょっと見えるなあと思っていましたが、何かくっついているんだろうとよく見ませんでした。それが 11月にみてみると こんな真っ赤なものが!

ミョウガ
'08.11.06

まわりはミョウガの花の残骸です。何か寄生しているのだろうか?
ミョウガ
'08.11.06

調べてみたら、これは ミョウガの果実が割れたもので、白いのの中に黒い種が入っているのだそうです。

ミョウガ
'08.11.06

横から見ると ちゃんとミョウガの萼の感じがわかります。
ミョウガ
'08.11.06

普通は地下茎で増え、実はつかないのですが、夏から秋が暑かったりと条件がそろうと結実するのだそうです。葉を写していませんでした。