ムラサキサギゴケ

Mazus miquelii 紫鷺苔 別名:サギゴケ
双子葉植物合弁花類 ハエドクソウ科 サギゴケ属
匐詩を出して地面を這う、多年草
花:3〜5月、淡紫色〜紅紫色、高さ10〜15pの花茎、唇形、長さ1.5〜2cm

《名前の由来》 サギ(鷺)は花の形が水鳥のサギ(鷺)に似ているからで、コケ(苔)は、地面を這うように横に枝を出している様子が苔のようなので。江戸時代に白花品をサギゴケと呼んだことから 紫のものをムラサキサギゴケとした。

白花も紫の花も 普通両者が混生して生えていて 色以外には違いがないので区別しなくてもいいらしい。

林の中の小道の草むらの中に 小さな紫の花が見えました。ムラサキサギゴケにしてはひょろひょろしてると思ったのですが。花を見るとあってるようです。

花をトリミング
ムラサキサギゴケ
'09.06.03
上唇がうさぎの耳のように大きく切れ込んでいます。

茎がつる状に伸びていて長く這っていて 葉はこんな感じ
雨のあとで少し違う印象かもしれません。
ムラサキサギゴケ
'09.06.03

花が終わる頃から,匐枝を伸ばして這いまわる(走出枝を出す)のが特徴のひとつ(トキワハゼは走出枝がない)だそうで 図鑑で見ているのでは地面に密についているイメージがあったので ちょっとびっくりしました。花期がおわってるからですね。

茎が短めのがあったので撮影
ムラサキサギゴケ
'09.06.03

次は 最盛期のものを撮らなければ。。。