ナキリスゲ

Carex lenta 菜切菅
カヤツリグサ科 スゲ属 ナキリスゲ節
高さ50〜80cm 多年草 根茎は短く叢生
花:9〜11月、雄雌性、雄花部は短い

《名前の由来》 葉の縁がざらつき、菜っ葉も切れるほどだという意味から

《場所》 本州(関東以西)、四国、九州:丘陵や低山の疎林など

さいたまで
舗装道路から薮を抜ける細い道で両側にあった
茎も葉も垂れている
ナキリスゲ
'20.10.07

大きい株になっている
ナキリスゲ
'20.10.07
"根茎は短く叢生し茎は葉より高い"

下の方の葉鞘
ナキリスゲ
'20.10.07

下の葉鞘
ナキリスゲ
'20.10.07

葉の裏だったかな
ナキリスゲ
'20.10.07

葉の縁がざらつき、菜っ葉も切れるくらいだという名前の由来があるけれどうまく写っていない。ざらつく感じは分かるか

葉の表だったかな
ナキリスゲ
'20.10.07

花序は雄雌性の小穂がついているけれど 頂小穂が雄性に見えるのがあった
ナキリスゲ
'20.10.07

小穂
ナキリスゲ
'20.10.07

先が雄性で葯が出ている
ナキリスゲ
'20.10.07

その下は全部雌性。果胞が見える
ナキリスゲ
'20.10.07

上の方の小穂
ナキリスゲ
'20.10.07

細くて全部雄性に見えた頂小穂は 先は雄性だけど
ナキリスゲ
'20.10.07

その下の途中に果胞がついていたので 雌性だけれど1部しか結実しない状態のようだ
ナキリスゲ
'20.10.07

持ってきたら曲がってしまったけど 小穂
ナキリスゲ
'20.10.07

小花 鱗片と果胞
ナキリスゲ
'20.10.07

"果胞は脈が目立ち開出毛が多い"

小花と外すとき壊してしまった果実
ナキリスゲ
'20.10.07

果胞は3o弱ぐらい
ナキリスゲ
'20.10.07
"果胞は長さ2.8〜3.5o、脈が目立つ、やや開出した短毛がある。柱頭は2岐"

果実はまだ緑だった。柱頭は2岐
長さは1.7oぐらい
ナキリスゲ
'20.10.07

1か月後 11月に行ってみた
ナキリスゲ
'20.11.04

ナキリスゲ
'20.11.04

花茎の全体の様子
長さは60pぐらい
ナキリスゲ
'20.11.04

花序
ナキリスゲ
'20.11.04
"小穂は10個前後 1節に1〜3個つく、枝を分けることがある。"

小穂 長さ2p弱
ナキリスゲ
'20.11.04
"小穂は長さ1〜2cm、幅3〜3.5mm、雄雌性、雄花部は短い"

果胞が縮れた白毛でもちゃもちゃしているのがあった。長さ3o強
これは普通の事なのかわからないけど
ナキリスゲ
'20.11.04

反対側
ナキリスゲ
'20.11.04

果実は黒褐色になっていた。長さ1.8oぐらい
ナキリスゲ
'20.11.04

ナキリスゲでいいのか?

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