ナワシロイチゴ

Rubus parvifolius 苗代苺
バラ科 キイチゴ属 落葉小低木 
高さ 茎が木質化するが立ち上がらずつる状に伸び雑草化する
花:紅紫色、5〜6月

《名前の由来》 苗代を作るころに実るから とか 花が咲くから とかあるらしいですが やはり花のほうが時期が合いそうです。または 作るころではなく 田植えが終わるころ 苗代が終わるころという説もあるようです。

《場所》sm 日本全土の日当たりのよい所
撮影場所は家のそばの土手、舗装道路の道端、広い林道の急斜面

家のそばの土手の下にヒメウラナミジャノメがとまっていたのはナワシロイチゴでした。左の葉はヒヨクソウ。

ナワシロイチゴ
'15.05.25s

赤紫の花弁は開かずガクが大きく目立ちます。
ナワシロイチゴ
'15.05.25s
花びらの間からちょっとめしべがのぞいていて 花びらが散るとおしべが見えます。


'15.05.25s

小川のそばの舗装道路のきわにいたナワシロイチゴ。
ナワシロイチゴ
'15.06.13s

葉柄や茎や花枝に細かい白毛があり 小さなとげがあります
ナワシロイチゴ

ナワシロイチゴ
'15.06.13s
葉は奇数羽状複葉で普通は小葉は一対
欠刻がある重鋸歯

ナワシロイチゴ
'15.06.13s
裏は白い綿毛が密生

ナワシロイチゴ
'15.06.13s
ガクにも軟毛が密生

広い林道わきでたくさん垂れ下がっていたのでびっくりです。 熟した果実は食べられるのですが食べてみませんでした。ダンプが通る場所でなんとなく。。。

一部ですがその様子を
ナワシロイチゴ
'15.07.08m

ナワシロイチゴ
'15.07.08m
花粉の時期が終わると 左のようにガクが閉じて 実ができてまた開く という風になっているようです。
ナワシロイチゴ
'15.07.08m