オオアブラススキ

Spodiopogon sibiricus 大油薄
イネ科 オオアブラススキ属
高さ50〜150cm 多年草
花:8〜12月、直立する円錐花序、小穂は枝の先に集まる

《名前の由来》 アブラススキと似ていて大きいからということかと思うけれど それほど大きい感じはしなかった。

アブラススキとは違って油のようなにおいはしないしべたつかない
アブラススキは花序の枝が垂れる
《場所》 北海道、本州、四国、九州:低山の明るい林縁、草地など

いしのまきで

低山の鳥居のそばの草原で ススキやトダシバと一緒にいました。
花序は直立
1オオアブラススキ
'21.09.02

まだあまり大きくなっていなかった
オオアブラススキ
'21.09.02

花の時期でした
オオアブラススキ
'21.09.02

葯と柱頭がでていた
オオアブラススキ
'21.09.02

こちらはみどりっぽい
オオアブラススキ
'21.09.02

小穂は枝の先の方に集まっている
オオアブラススキ
'21.09.02

枝の先に小穂が集まって総状 長さは1.5〜3p弱だった
オオアブラススキ
'21.09.02
"総は長さ2〜3.5cm"

オオアブラススキ
'21.09.02

葉は線形 長さ28p 幅12oぐらいだった
オオアブラススキ
'21.09.02
"葉は幅8〜15mm、長さ15〜40cm"

ねっこ
オオアブラススキ
'21.09.02
"根茎は硬い鱗片葉を密につける"

葉鞘の縁に長い毛があるようだ
オオアブラススキ
'21.09.02

葉舌 低くて切形
オオアブラススキ
'21.09.02
"葉舌は長さ1〜1.5mm、切形、縁は歯牙状〜細裂して毛状"

葉の表
オオアブラススキ
'21.09.02

葉の裏
オオアブラススキ
'21.09.02

葉の先の方がへこんでいる
オオアブラススキ
'21.09.02

大中小の花序
長さ約32p、22p、16pだった
オオアブラススキ
'21.09.02
"円錐花序:直立し、長さ15〜30cm"

花序の枝分かれの部分に毛が多いのが多い
オオアブラススキ
'21.09.02

少ししかないのもあったし 緑のは全然ないのもあった
オオアブラススキ
'21.09.02

枝を曲げてみた
オオアブラススキ
'21.09.02

小穂は長毛でおおわれている
オオアブラススキ
'21.09.02

緑のも
オオアブラススキ
'21.09.02

小穂は無柄と有柄のがセットになっている
小穂の長さは5oぐらい、芒は4〜7oぐらいあった
オオアブラススキ
'21.09.02
"小穂は長さ5〜6mm"

少し開いてみた。芒は護穎についている
オオアブラススキ
'21.09.02

中に小花が2個あり、第2小花の膜質の護衛に長い芒がついているそうだ
葯が見えるのは第1小花かな
オオアブラススキ
'21.09.02
"2小花からなり、下の小花は無性または雄性、上の小花は両性花"

緑っぽい方の小穂の毛を取ってみると苞穎には脈がいっぱいある
オオアブラススキ 苞穎
'21.09.02
"苞頴には7〜9個の明瞭な脈、脈間は有毛"


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