オオジシバリ

Ixeris debilis 大地縛り
双子葉 合弁花類 キク科 タカサゴソウ属
花:4〜6月、花茎高さ約20cm、頭花直径2.5〜3cm

《名前の由来》 同種のイワニガナ(ジシバリ)が細長い茎が地面を這って(匐枝)根をおろして増えるので そのようすが地面を縛るように見えることから地縛りというが、それに似ていて 花や葉が大きいことから。

田んぼの畦のあちこちで見られますが、
田んぼ上の土手の上に群生していたのを撮影です。
オオジシバリ
'09.05.23

オオジシバリ
'09.05.14

花柄の上の方で枝別れして数輪咲いていることも多いです。 オオジシバリ
'09.05.14

オオジシバリの葉は細長く不規則な鋸歯が見られることが多く、徐々に細くなって葉柄につながっています。へら形というらしいです。
〔逆にイワニガナ(ジシバリ)は葉が小さい楕円形か円形で鋸歯はほとんどなく葉柄との境がオオジシバリよりはっきりしています。〕

オオジシバリ
'09.05.14
下の方の白い小さな花はキクムグラだと思います。

画像がみんな暗めになってしまったので 明るくして葉をトリミングしてみました。 オオジシバリ
'09.05.14
細長くて葉柄に徐々につながっているという感じがわかります。
田んぼの畦を歩いていたら 大きめの黄色い花が一つ。
オオジシバリのようです。季節外れだけど きれいに開いていました。
オオジシバリ
'08.09.20

ちょっと小さめの葉っぱで 鋸歯もないので イワニガナ(ジシバリ)なのかなと思ったのですが 細長いし この辺はオオジシバリだけなので たぶん・・・?? 見ているうちにわからなくなってきたのですが 一応ここにメモ。
オオジシバリ
'08.09.20

11月になっても 別の場所で発見。
畦ではなく 田んぼ近くの道路の脇です。
オオジシバリ
'08.11.15