ラセイタソウ

Boehmeria biloba 羅背板草
イラクサ科 カラムシ属 多年草
高さ30〜70cm
花:7〜9月、上部に雌花序、下のほうに雄花序

《名前の由来》 羅紗(ラシャ)に似た毛織物のラセイタ(Raxetaポルトガル語)の厚手で荒い手触りの様子に葉の表面が似ているので。

《場所》ua sh 北海道(南部)・本州(和歌山県)までの太平洋側:海岸の崖や岩の間,崖地など

市内の島に行ったときに 海沿いの舗装道路を少し歩いてみたら 山側の崖にたくさんみられました。

上の方に球状に集まった雌花が付く雌花序があり 下の方に細長い穂状の雄花序があります。

ラセイタソウ
'15.08.08

鋸歯が細かい
ラセイタソウ
'15.08.08

雌花序をトリミング
ラセイタソウ
'15.08.08

葉の裏側 網の目状がはっきりして浮き出ています
ラセイタソウ
'15.08.08

斜面の吹き付けの隙間にたくさん
ラセイタソウ
'15.08.08

葉の先が割れてないのもありますが 不揃いで
 ↓先が2〜3裂しているのも多く見られます
ラセイタソウ
'15.08.08

葉はまさに厚い布のようです。長さ6〜15cm。
ラセイタソウ
'15.08.08

雌花序がちょっと長すぎる気がするのですが ラセイタソウでいいのか心配になってきました。
でも一応このままメモしておきます。もしかしたらハマヤブマオというのかもしれません。

雌花序をさらにトリミング
ラセイタソウ
'15.08.08

大きい群落
ラセイタソウ
'15.08.08

次の年 別の海岸の岩場で
こちらはラセイタソウで大丈夫そう。 まだ花序は短いです。前年よりひと月早いし、これから伸びるのでしょう。

ラセイタソウ
'16.07.18

ラセイタソウ
'16.07.18

ここは形が整った葉が多かったです。
鋸歯はたくさん。片側40以上あるのがラセイタソウの特徴のようです。
ラセイタソウ
'16.07.18

ラセイタソウ
'16.07.18

まだ雌花序も雄花序も短いと思います。もっと長くなるのでしょうか
ラセイタソウ
'16.07.18

長くない分 花がきれいな状態だったのでトリミングしてみました。
雌花序。まだ球形になっていないけれど雌花序だと思います。
ラセイタソウ
'16.07.18

ちょっと下のは球形になってきてます。
ラセイタソウ
'16.07.18

もっと下のほうに雄花序
ラセイタソウ
'16.07.18

トリミングしてみると雄花一つがわかります。
ラセイタソウ
'16.07.18

もっとトリミング
ラセイタソウ
'16.07.18