センダイスゲ

Carex sendaica Carex lenta var. sendaika 仙台菅
カヤツリグサ科 スゲ属 ナキリスゲ節
高さ30〜40cm 多年草 細長い匍匐根茎でゆるく叢生
花:9〜11月、雄雌性、

《名前の由来》 最初に仙台で採集されたから

《場所》 本州(岩手県以南)、四国、九州、沖縄:海沿いや低山の草地、林内など

いしのまきで

久しぶりにマキエハギを見てみようと行ってみたら見つからず その時にセンダイスゲと思ったのをみかけた。
センダイスゲ
'21.09.24

葉より花茎が短くすぐには小穂があるか分からなかった
センダイスゲ
'21.09.24
"葉は幅1.5〜3.5mm、硬質でざらつく。 茎は葉より短いことが多い。"

葉はたくさんあるけれどまとまっていない
ナキリスゲは大きい株のように密生しているので小さいナキリスゲとの区別点になる
センダイスゲ
'21.09.24

小穂は雄雌性でナキリスゲと同じ感じだけれど 小穂の数が少ない。
センダイスゲ
'21.09.24
小穂は雌雄性、幅3.5〜4o。小穂は5個前後、茎の頂部に集まってつく傾向があるが、あまり集まらず、ナキリスゲと似ることも多い。
柱頭は2岐のようだ。鱗片はナキリスゲより短いか。
センダイスゲ
'21.09.24

雄性部分がとても短いのがあったけれど
センダイスゲ
'21.09.24

下の方にも枝分かれして小穂が1個ついている
センダイスゲ
'21.09.24
"小穂は1節に1〜2個つく。有柄、雄雌性、頂部に少数の雄花をる"
センダイスゲ
'21.09.24

だいぶ離れているのもある
センダイスゲ
'21.09.24

少しもらってきた。
葉は細長くて長さは55p以上で幅は3oぐらいだった
花茎は36pぐらいだった
花茎の方が長いこともあるらしい
センダイスゲ
'21.09.24

葉の表
ナキリスゲの仲間なのでざらざらする
センダイスゲ
'21.09.24

葉の裏
センダイスゲ
'21.09.24

センダイスゲ
'21.09.24

根の部分
センダイスゲ
'21.09.24

つながってるらしいけど 別々にとったもの
センダイスゲ
'21.09.24

付け根の葉鞘付近は枯れてる?
センダイスゲ
'21.09.24
"基部の鞘は葉身があり、濃褐色、繊維状に細裂"

小穂は4個あった
センダイスゲ
'21.09.24
"小穂 長さ0.7〜1.5cm、茎に5個前後つく"

小穂の先 雄性
センダイスゲ
'21.09.24

雌性の部分
長さは1pぐらいで雄性部分は0.7oぐらいだった。柱頭は2岐
センダイスゲ
'21.09.24

小花
果胞に毛があるけれどナキリスゲよりは少なめなのかな。
センダイスゲ
'21.09.24

鱗片は果胞よりだいぶ短い
センダイスゲ
'21.09.24
"鱗片は鋭頭
果胞は雌鱗片よりも長い、広卵形、長さ2.8〜3.5mm、脈が多く、短毛がある。 嘴は短く、口部は2歯"

果胞に縦筋がある
果報の長さは3.5oぐらいだった
センダイスゲ
'21.09.24
"痩果は密に果胞に包まれる"
果実はまだ熟していないようだ。
長さは1.8oぐらい
センダイスゲ
'21.09.24
"痩果は広卵形、レンズ状、長さ1.5〜2mm"

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