シデシャジン

Phyteuma japonicum 四手沙参
双子葉植物合弁花類 キキョウ科シデシャジン属
多年草 高さ50〜100cm、
花:7〜9月、青紫色、2cm位、

《名前の由来》 四手(シデ)は 玉串やしめ縄につける白い紙のことで 花が細かくさけてねじれて反り返っている様子たとえたもの。沙参(シャジン)は同じ科のツリガネニンジンの漢名。

裏山の草深い斜面をかき分けながら登っていくと、かすかに紫色が目に入りました。変わった形の花です。細い茎が長く伸びていますが 残念なことに倒れていました。シデシャジンです。

シデシャジン
'09.07.20

花をトリミング。 五枚の花弁があるように見えますが実は付け根はくっついていて合弁花で 5つに深く裂けています。細く裂けて捩れながら反り返っているのでどうなっているのか肉眼ではわかりずらいです。萼も細長いくて入り乱れてます^^; 花柱はまっすぐに突き出ているので目立ちます。

シデシャジン
'09.07.20

つぼみをトリミング。まだたくさんついています。
シデシャジン
'09.07.20

もっと小さいつぼみ
シデシャジン
'09.07.20

茎の途中の葉。小さくて柄がないです。
シデシャジン
'09.07.20

下の方の葉は柄があります。
シデシャジン
'09.07.20

こんな風に横に倒れていました。
シデシャジン
'09.07.20

縦にしてみました。
シデシャジン
'09.07.20

もう一枚^^;
シデシャジン
'09.07.20
立っていたらこんな感じかなと想像。ちゃんと立っているのに逢いたいですが・・・