シカクイ

Eleocharis wichurae 四角藺
カヤツリグサ科 ハリイ属
高さ30〜50cm  多年草 密に叢生
花:7〜10月、小穂は茎頂に1個、

《名前の由来》 茎の断面が四角形

《場所》 日本全土:低地の湿地 水田の畦、休耕田、溜池畔、など

いしのまきのミクリなどが見られる河川敷の湿地で シカクイが少しあった
密に叢生するとのとことだけれど その様子は撮れなかった
高さは30pあまり
シカクイ 全体
'23.06.26

茎は4稜
シカクイ 茎寸法
'23.06.26

断面を見てみた
4稜のうちの一つは出っ張が少ないそうだけれどそういわれればそうかな
シカクイ 茎断面
'23.06.26

小穂 先がとがる。長さは1.5pぐらいだった
シカクイ 小穂
'23.06.26
”小穂は長さ0.8〜2.5pの長楕円形 鋭頭”

鱗片の中助は緑色で縁は淡褐色で鈍頭。
シカクイ 鱗片
'23.06.26

柱頭は3岐
シカクイ 柱頭
'23.06.26

果実の長さは1.5oぐらい。完熟しても緑褐色らしい
柱基が大きい
シカクイ 果実
'23.06.26
”果実は 倒卵形、長さ1.5〜2o、長さ1.5〜2mm、横断面は扁3稜形
柱基が大きく、幅は果実のおよそ2/3で 長さは同程度”

指針状花被片がふかふかでびっくり
シカクイ 刺針状花被片
'23.06.26
”刺針状花被片6個 果実の2倍ほどの長さ、下向きの小刺毛が密生し羽毛状。”


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