シムラニンジン

Pterygopleurum neurophyllum 志村人参
セリ科 シムラニンジン属
高さ80〜120cm 多年草
花:8〜9月、白色、複散形花序

《名前の由来》 ニンジンの花と同じような花で、板橋区志村で多く発見されたことから。

《場所》 本州(関東)、九州(北部):河川敷、山地などの湿地

さいたまで
河川敷の原野で 大きいセリ科の花が1本あった。
シムラニンジン
'21.07.07

葉を見るとシムラニンジンと分かった。
他の背の高い草の中にあって全体がよくわからないけれど、倒れているのがあって葉がごちゃごちゃして分かりにくいがなんとか葉を撮ってみた。小葉が細長いことがわかる
シムラニンジン
'21.07.07
"葉は1〜2回3出羽状複葉、長さ10〜20p、小葉は線形で長さ3〜15p 幅3〜5p"

花は咲き始めで 側枝の花はまだ小さいつぼみの物が多かった
これは葉が少なくて分かり安い。
"1〜2回3出羽状複葉" とのことだが 小さいのは奇数羽状の感じだ
シムラニンジン
'21.07.07

シムラニンジン
'21.07.07

てっぺんは咲いている
複散形花序
シムラニンジン
'21.07.07
"枝先に複散形花序"

散形花序一つ。花は白色。
シムラニンジン
'21.07.07

花序をしたから。総苞片と小総苞片の確認
シムラニンジン
'21.07.07
"総苞片と小総苞片は短い線形、萼歯片は三角形"
総苞片↓
シムラニンジン
'21.07.07
小総苞片↓
シムラニンジン
'21.07.07
"萼歯片は三角形" というのはこれかな↓
シムラニンジン
'21.07.07

"1〜2回3出羽状複葉"とのことだけれどちゃんと見てこなかった。画像を見てもわかりにくい。。。
シムラニンジン
'21.07.07

葉の付け根付近
小葉は鋸歯がない
シムラニンジン
'21.07.07

花がたけなわの頃に行こうと思っていたら 行きそびれてしまった。残念。


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