シズイ

Schoenoplectus nipponicus しず藺 別名:テガヌマイ(手賀沼藺)
カヤツリグサ科 フトイ属
高さ40〜80cm 多年草 抽水植物
花:7〜9月、花序枝は2分岐、5〜7個の披針形の小穂

《名前の由来》 わからなかった

《場所》 北海道、本州(東北地方以北、西日本の標高の高い水田などに多い)、四国、九州:水辺、湿地、水田など

いしのまきで
耕作放棄地の水が溜まってミズアオイが咲いていた場所にいっしょに居た
サンカクイよりも 小穂も苞葉もほっそりして繊細な感じ。
高さはぴんと伸びている苞葉も入れて80pぐらいだった
シズイ
'21.09.05
"茎は直立して3稜形、幅2〜5mm"
4.5oぐらいだった

根生する葉がたくさん見られた
シズイ
'21.09.05
"根生葉の葉幅 2〜3mm"

花序は枝が2本でさらに枝分かれして先に細長い小穂がついている
シズイ
'21.09.05
"5〜7個の小穂"
花序の先に長い苞葉があって稈の途中から咲いているように見えた
シズイ
'21.09.05

根元 根茎までは抜かなかった
シズイ
'21.09.05

茎はやや鋭い3稜形
シズイ
'21.09.05

茎の陵を3枚で包んでいた。稈から離れた場所。手前は別の葉が稈を包んでいる
シズイ
'21.09.05

茎を包んでいる葉の途中
シズイ
'21.09.05

包んでいる葉の付け根 外したら丸まってハート型になった^^
シズイ
'21.09.05

花序
シズイ
'21.09.05

花序枝は付け根で2本に分かれているらしい
シズイ
'21.09.05

17シズイ
'21.09.05

花序の付近の稈の裏側からみると
ここから上が苞葉
シズイ
'21.09.05

小穂 長さは12oほどだった
シズイ
'21.09.05
長さ8〜18mm 鋭頭
葉の裏
シズイ
'21.09.05

葉の表
シズイ
'21.09.05

雄しべの葯もみえる
シズイ
'21.09.05

鱗片
シズイ
'21.09.05
"鱗片の背には竜骨があり、先端が短く突出した芒となる。"

小花を外してみた。右の方に果実がちらっと写っている
柱頭は2本のようだ
シズイ
'21.09.05

果実 刺針状花被片が4本ついていた。果実の2倍の長さで 下向きの小刺があるそう
なんとか合ってる気がする
シズイ
'21.09.05

熟すと黄褐色になるそうだけどまだ黄緑色だった。長さは2.5oぐらい
シズイ
'21.09.05
"痩果は倒卵形、両面ふくらんだレンズ形、長さ2.0〜2.5mm、光沢はない"

間違いやご意見、ご感想などありましたら、すみれ想のメールフォームからご連絡をよろしくお願いいたします。