ソバナ

Adenophora remotiflora  岨菜、蕎麦菜
双子葉植物合弁花類 キキョウ科ツリガネニンジン属
多年草、高さ0.4〜1m
花:8〜9月、淡青紫色、釣鐘状、直径約3cm、長さ2〜3cm

《名前の由来》 岨(ソバ)は崖の意味で険しい山の斜面に生える菜という意味。または杣道(そばみち、山仕事をする人が通る道)に生えるから。菜とつくように春先の若葉は山菜として食べられる。また葉がそばの葉に似ているからとか葉がそばのように柔らかいから蕎麦菜だという説もある。

裏山の暗い雑木林と深い草むらの境目に 涼しそうな花が見えました。道のない(裏山はどこも道はないに等しいのですが)斜面を上ってみると ソバナのようです。早速撮影しましたが 薄暗くてぶれてしまいます。すこしましなのをここにメモ。

柔らかそうな葉が互生しています。
ソバナ
'09.07.23

5メートルぐらい離れたところにもう一株。
ソバナ
'09.07.23

どちらも終わりに近い状態です。ときに枝を分けてたくさんの花をつけるそうですがそういうのは見つかりませんでした。残念。

花をトリミング
萼がかわいいです。
ソバナ
'09.07.23
先が広がった鐘型。柱頭は花からつきでていません。

ぼけてますが何とかしべが見えます。
ソバナ
'09.07.23