スカシタゴボウ

Rorippa islandica 透し田牛蒡
双子葉植物 離弁花類 アブラナ科 イヌガラシ属 分布:日本全土
高さ20〜50cm
花:4〜11月、黄色、直径3〜4mm

《名前の由来》 根生葉(根元から生えている葉)が深く切れ込んでいるので、土が透かして見えるので 透かし(スカシ)。田んぼやあぜなどで見られるので、田(タ)。根が野菜の牛蒡に似ていることから 牛蒡(ゴボウ)。

ちょっと遠くの田んぼの内側のふちで撮影。湿った所に生えます。
乾いたところでも見られるイヌガラシに似ていますがそれより軟弱な感じがしました。
スカシタゴボウ
'09.10.07

たくさん実になっていました。
稲の穂をバックに。
スカシタゴボウ
'09.10.07

ヤナギタデと一緒
スカシタゴボウ
'09.10.07

葉が羽状にさけるのもイヌガラシとの違い。ただしイヌガラシは下のほうの葉は切れ込みが大きいのもあります。

スカシタゴボウ
'09.10.13

イヌガラシと大きい違いは果実の形です。  イヌガラシは細長い(長角果)ですが スカシタゴボウは短くてぷっくりしています。(短角果 長さ5〜8mm)

スカシタゴボウ
'09.10.07

下のほうの葉
スカシタゴボウ
'09.10.13

葉の基部が小さくはりだして茎を抱くというのも特徴らしいですが。
スカシタゴボウ
'09.10.13

あまりはっきりわからないのも多いです。
スカシタゴボウ
'09.10.07

スカシタゴボウ
'09.10.07

花はイヌガラシより小さくてよく見えません。
花をトリミング
スカシタゴボウ
'09.10.13