タタラカンガレイ

Schoenoplectiella mucronata var. tatarana 多々良寒枯藺
カヤツリグサ科 (フトイ属⇒)ホソガタホタルイ属
ヒメカンガレイ(Schoenoplectiella mucronata)の変種
高さ50〜70cm 多年草
花:7〜9月、茎から伸びたような包葉があり茎の途中に花序がついているように見える、小穂は無柄

《名前の由来》 カンガレイ(冬も枯れた茎が残ることから寒枯れイ)に似ていて、群馬県の多々良沼で発見・採集されたことから。

《場所》 本州(関東・東北地方):低地の水田地帯や沼など人為的攪乱の所が多い

いしのまきの いつもの河川敷で
ガマ類の中に見つけた
分かりにくいので前のガマやイネ科をよけて撮ったけれど やっぱりわかりにくい
タタラカンガレイ
'23.08.02

茎の下の方 葉身のない葉鞘が見える
叢生する
タタラカンガレイ
'23.08.02

上の方
タタラカンガレイ
'23.08.02

苞葉が茎とまっすぐで後ろから見ると一つに見える
タタラカンガレイ
'23.07.25

苞葉が斜めについていた。熟してくるとそうなるのか?
タタラカンガレイ
'23.08.02

小穂が10個くらいか
タタラカンガレイ
'23.08.02

これは小穂が5個ぐらいか
タタラカンガレイ
'23.07.25

小穂がまだ1個しかみえないのもあった
タタラカンガレイ
'23.07.25

柱頭は3岐。茎の稜の縁が平らになっているのがわかる
タタラカンガレイ
'23.07.25

茎は3稜あり縁がはっきりしていて独特の形をしている。断面を撮ってみた
タタラカンガレイ
'23.07.25

茎の一つの面を見てみると中が平らで両はしに翼があり盛り上がっている
タタラカンガレイ
'23.07.25

小穂 長さは7.5〜1p弱ぐらいだった
タタラカンガレイ
'23.07.25

鱗片 果実ができていた 鱗片は3oぐらいだった
タタラカンガレイ
'23.07.25

果実は2o弱ぐらいだった。(写っているメモリは0.5o)刺針状花被片は下向きのとげがあり長さは果実より少し長い
表面に横筋の模様がある
タタラカンガレイ
'23.07.25

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