トボシガラ

Festuca parvigluma 点火幹、点火茎、唐法師殻
イネ科 ウシノケグサ属
高さ30〜60cm 多年草
花:5〜7月、まばらな円錐形花序、垂れる

《名前の由来》点火茎とか、唐帽子の意味をあらわすとか、 唐帽子殻のことで古い時代の米の品種での唐帽子に似ていたためなど、 諸説があり不明

《場所》 北海道〜九州:山地の林縁、林道、草地など

いしのまきの庭で
余り日当たりの良くないところにあちこちにあった
まだ咲いていないようで茎は立っている。
トボシガラ
'21.05.15
"葉は長さ8〜20cm、幅1.5〜3mm、柔らかく光沢がある、垂れ下がる。"

葉 表
トボシガラ
'21.05.17

葉耳付近 葉舌が少し見える
トボシガラ
'21.05.17
"葉舌は約0.3mm"
一本の全体
長さは30〜40pぐらいあった。
葉の長さは10〜12p
トボシガラ
'21.05.15

根元
トボシガラ
'21.05.15

茎、節
トボシガラ
'21.05.15

まだ花穂が出きっていない
小穂の軸が結構長い
トボシガラ
'21.05.15

小穂は長さが8oぐらい
長い芒があるが護穎についているらしい
トボシガラ
'21.05.15
"小穂は披針形で長さ7〜9mm、無毛で3〜5小花よりなり、長さ3〜15mmの少梗をつける。 小花は3〜5個"

小花が4個ついていた
小花の護穎に芒があるようだ
トボシガラ
'21.05.15

苞穎に小花一つだけ残して
上の小さいのが第1苞穎、小花を挟んで 下の少し長いのが第2苞穎
トボシガラ
'21.05.15
"第1苞穎は長さ0.8〜1mm、第2苞穎は2〜2.5mm"

小穂に小花3個
トボシガラ
'21.05.17

はずしてみた
トボシガラ
'21.05.17

上とは別のだけど
小花 護穎側
護穎の長さは6oぐらいで芒は1pぐらいあった
トボシガラ
'21.05.15
"護頴は長さ4〜6o、長さ5〜12oの芒があり、竜骨がはっきり見える"

小花 内穎側
トボシガラ
'21.05.15

垂れてきている
花序の長さは15p弱ぐらい
トボシガラ
'21.05.18
"円錐花序:茎の先につく、長さ10〜15p、先が垂れ下がる、小穂はまばらにつく"

根元下の方
トボシガラ
'21.05.18

花が開いて雌しべも出ていた
トボシガラ
'21.05.18

4つのうち2個咲いている
トボシガラ
'21.05.18

密な群落があった
トボシガラ
'21.05.19

トボシガラ
'21.05.19

こちらはまっすぐだけど咲いているようだ
トボシガラ
'21.05.19

小花が7個と多いのがあった
トボシガラ
'21.05.19

横に垂れて入り乱れていた
トボシガラ
'21.06.07
"花序枝は果期には開出する"

トボシガラ
'21.06.07

トボシガラ
'21.06.07

枯れて赤くなっているのもある
トボシガラ
'21.06.07

小穂は熟すと紫色を帯びるらしい
トボシガラ
'21.06.07

枯れているのは小花が落ちて一個残っていた
トボシガラ
'21.06.07

小花 内穎側
トボシガラ
'21.06.07

"果実は長楕円形で長さ2.8〜3mm。 紫褐色、腹面が溝状に窪み、頭部に毛がある"

果実 黄緑色
頭部に毛があるとのことで右が上になる
トボシガラ
'21.06.07

少し熟してきたものか
トボシガラ
'21.06.07

内穎側 筋がある 溝状にへこむというのはこれらしい
トボシガラ
'21.06.07

熟してくると紫褐色
トボシガラ
'21.06.07


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