トダスゲ

Carex aequialta 戸田菅
カヤツリグサ科 スゲ属
高さ30〜80cm 多年草
花:5〜6月、小穂3〜4個、茎の上方に集まる、

《名前の由来》 埼玉県の戸田ヶ原で発見したことから

《場所》 本州(関東、近畿地方)、九州(北部):河川敷の草地などの低湿地

さいたまで
河川敷の公園内や川沿いの大雨だと流れができそうなところで

花が咲いている時期だった
トダスゲ
'21.04.01

アリアケスミレが傍で咲いていた
トダスゲ
'21.04.01
"根茎は短く、叢生
葉は細い線形、長さ3〜6p、幅3〜5mm"

花穂
緑と白がすっきりとした印象
トダスゲ
'21.04.01

柱頭2岐
間に見えるのは雄小穂
トダスゲ
'21.04.01
"雌鱗片は緑白色、狭卵形、鈍頭、果胞とほぼ同長"

トダスゲ
'21.04.01

トダスゲ
'21.04.01

25日後
花穂が茶色がかっていた
トダスゲ
'21.04.26

トダスゲ
'21.04.26

花穂
トダスゲ
'21.04.26
"小穂は 3〜4個、茎の上方に集まってつき直立またあやや傾く。
頂小穂は雄性、線形で側小穂より短く長さ2〜4p、
側小穂は雌性、円柱形で長さ 3〜5cm、先端に少数の雄花をつけることがある。 下方の雌性小穂には短い柄があのでほぼ同じ高さになる。"

小穂
茶色になって雌小穂の先が雄花になっているのが分かり安い。
トダスゲ
'21.04.26

もっと拡大
トダスゲ
'21.04.26

雌鱗片が茶色になっているのも多く見られた
トダスゲ
'21.04.26

果胞はずいぶん膨らんでいる
トダスゲ
'21.04.26

葉表
トダスゲ
'21.04.26

下の方の様子
トダスゲ
'21.04.26

1か月後
濃くなって茶褐色だった
トダスゲ
'21.05.28

トダスゲ
'21.05.28

熟して落ちているのも多かった
トダスゲ
'21.05.28

さわったらぽろっと取れたので頂いてきた
長さ3oぐらいだった
トダスゲ
'21.05.28
"果胞は卵円形で著しく膨らむ、長さ約3mm、褐色を帯びる、嘴は短く外曲"

横から
トダスゲ
'21.05.28

果実を出してみた
長さ2oあまり
トダスゲ
'21.05.28
"痩果は卵円形で長さ約2o、レンズ状"

平たい
1目盛0.5o
トダスゲ
'21.05.28


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