ヤガミスゲ

Carex maackii 八神菅
カヤツリグサ科 スゲ属 ヤガミスゲ節
高さ40〜70cm 多年草 根茎は短く叢生
花:5〜6月、茎の上方に十数個の無柄の小穂を円柱状に密生

《名前の由来》 和名は由来が不明らしい。八神は地名なのかなあ??
学名種小名のmaackiiはロシアの植物学者R.Maackを表している

《場所》 北海道、本州、九州:低地の河川敷の湿地、湿った草地など

さいたまで
4月、河川敷の草原で。まだほっそりしている。
葉は途中にもついている
ヤガミスゲ
'21.04.26 さいたま

柱頭と葯がでている
苞葉はほとんど目につかないが少し見られる部分もある
ヤガミスゲ
'21.04.26 さいたま

小穂は雌雄性で上の大部分は雌花、下の方に少し雄花がある。 ヤガミスゲ
'21.04.26 さいたま

5月 別の河川敷で
果胞が熟して開出している
ヤガミスゲ
'23.05.14 さいたま

小穂の付け根付近の白い糸状の花糸で雄花がわかる
ヤガミスゲ
'23.05.14 さいたま

6月、いしのまきの河川敷で
茶色っぽくなっていた。
ヤガミスゲ
'23.06.26 いしのまき

ヤガミスゲ
'23.06.26 いしのまき

少しもらってきた
ヤガミスゲ
'23.06.26 いしのまき

葉の裏と表。幅は4〜5oぐらいだった
ヤガミスゲ
'23.06.26 いしのまき
”葉幅は3〜6mm”

小穂 柱頭は2岐
ヤガミスゲ
'23.06.26 いしのまき

付け根に鱗片だけの雄花があった
ヤガミスゲ
'23.06.26 いしのまき
雌花の鱗片は果苞より短く先がとがる

果胞は狭い翼があり縁はざらつく。長さは3.5oぐらい
鱗片の先がとがる方が多いようだけどこれは尖っていない
ヤガミスゲ
'23.06.26 いしのまき

ヤガミスゲ
'23.06.26 いしのまき

すっかり茶色になってしまった果胞に 2o弱の果実(痩果)がはいっていた
ヤガミスゲ
'23.06.26 いしのまき

ヤガミスゲ
'23.06.26 いしのまき


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