ヤマアワ

Calamagrostis epigeios 山粟
イネ科 ノガリヤス属
高さ45〜150cm 多年草
花:6〜9月、

《名前の由来》 花序が粟に似ていて山地に多いことから

《場所》 日本全土:河原、海岸、山地の湿り気のある草地など

いしのまきで

河川敷の背の高い草原のはじっこに群生していた
高さ120p以上ある感じ
ヤマアワ
'21.07.16
"地下に根茎が長く横に這い直立して群生することが多い。 やや攪乱を受けるような湿った場所に群生を見かけることが多い。"

花穂がふんわりきれい
ヤマアワ
'21.07.16

"花序は直立、淡黄緑色の小穂を密につけ、円柱状に近いが、次第に開いて、長さ10〜30pの細い円錐花序となる。花が終わると次第に褐色を帯び、棒状になる。"
とのことなのでクサヨシとかヒエガエリに似てるなあと思った

葉は細長い
写っている幅の広いのは別の物
ヤマアワ
'21.07.16
"葉は無毛、長さ20〜60p、幅5〜12mm、葉裏は白色を帯びる、両面ともにざらつき、縁には細かな縁歯"

葉舌が長い
ヤマアワ
'21.07.16

葉舌が大きく先がまるい
4.5oぐらい
茎はつるっとしているようだ
ヤマアワ
'21.07.16
"葉舌は長く(3〜6mm)て良く目立つ。厚い膜質"

花序枝は半輪生
小穂がたくさんついている
ヤマアワ
'21.07.16

花が咲いていた
ヤマアワ
'21.07.16

小穂は花序枝の片側に寄っているようだ
ヤマアワ
'21.07.16
"小穂は花序枝に半輪生、際立って細長く狭披針形、淡緑色でわずかに赤紫色を帯びることが多い
長さ5〜8mm、1小花からなる"

花序枝は上向きの毛でざらざらしている
ヤマアワ
'21.07.16

ひとつもらってきた
花穂は長さ18pぐらい
ヤマアワ
'21.07.16

葉の先がほそ〜い
ヤマアワ
'21.07.16

小穂も細長〜い
ヤマアワ
'21.07.16

小穂をを開いてみた
小花が一つ
ヤマアワ
'21.07.16

小花を離してしてみる
苞穎はほぼ同じ長さ
ヤマアワ
'21.07.16

苞穎に上向きの毛
白い毛が見える
長さは6.5oだった
ヤマアワ
'21.07.16
"苞穎は線状披針形でほぼ同長(第1苞穎のほうがわずかに長い)、淡緑色またはわずかに赤紫色を帯びる、先は鋭頭、背には上向きの短毛"

苞穎を除くと小花は白い長い毛がたくさんついていた
小花は1.5〜2oぐらいだった
ヤマアワ
'21.07.16
"小花は苞頴より著しく短く、基部に白色の長い基毛が多数束生。毛は護穎よりも長く、苞頴よりも短く苞頴に隠れる"

毛も少し除いてみる
ヤマアワ
'21.07.16

向きを変えて護穎側。膜質の護穎があり芒がついている
ヤマアワ
'21.07.16
"護穎は膜質、苞穎よりも短く、芒がつく。"


間違いやご意見、ご感想などありましたら、すみれ想のメールフォームからご連絡をよろしくお願いいたします。