ヒメシダ

Thelypteris palustris 姫羊歯
ヒメシダ科ヒメシダ属
高さ30〜50cm 夏緑性 根茎は横に這う。

《名前の由来》 

《場所》s 北海道〜九州 水田、池などの土手などの明るい湿地。

耕作放棄の水田だったところにコウヤワラビがたくさんあって 長靴で入ってみたら 一角がヒメシダの群落になっていました。

ヒメシダ
'15.09.03
根茎でよく増えるので 群落になります。胞子でも増えます。

いつもは夏前のせいか栄養葉ばっかりのが多くて胞子葉をみてなかったので これならあるだろうと期待しました。 胞子葉の雰囲気です。胞子葉は栄養葉より少し高く立っています。

ヒメシダ
'15.09.03

ヒメシダ
'15.09.03
1回羽状複葉
胞子葉は秋にでてきます。
表側からみると 小羽片が裏にまくれていれ細く見えます。

ヒメシダ
'15.09.03

裏のソーラス
ヒメシダ
'15.09.03
拡大してみます。
ヒメシダ
'15.09.03
包膜は円腎形で、外側に切れこみがあって毛もあります
葉や軸にも毛があるのがわかります。

これはくたびれてる感じだから ソーラスはどうなってるかな
ヒメシダ
'15.09.03


黒く熟してました
ヒメシダ
'15.09.03

拡大
ヒメシダ
'15.09.03

栄養葉
胞子葉ほど裏側にまくれていません。

ヒメシダ
'15.09.03

一回羽状複葉で 羽片は深く裂けて羽状になります。


ヒメシダ
'15.09.03

葉柄基部
ヒメシダ