ホソバナライシダ

Arachniodes borealis 細葉奈良井羊歯 
オシダ科 カナワラビ属
高さ50〜90cm、

《名前の由来》 ナライシダは木曽の奈良井で発見されたことに由来。

《場所》 北海道〜九州 山地の林の下

ナライシダの多く見られるのは西日本に多い暖地性のナンゴクナライシダと東日本に多い温帯性のホソバナライシダとのことです。
こちらで見られるのは ほとんどホソバナライシダのようです。ナンゴクナライシダもあるのだろうか。

裏山でも近辺の里山でもたくさんみかけます。
ホソバナライシダ
'12.08.23

ソーラスは羽片のはじについています。
ホソバナライシダ
'12.08.23
茶色になっていました

別の日他の場所で
一番下の小羽片が更に羽状になっています。
ホソバナライシダ
'12.09.17

葉の表面には毛があまり見られませんでした。
ホソバナライシダ
'12.09.17

こちらは少し小さめ。
ホソバナライシダ
'12.10.02

ホソバナライシダ
'12.10.02

包膜は小さめの円腎形
ホソバナライシダ
'12.10.02

これは葉が展開始めたばかりのようです。
ホソバナライシダ
'13.07.01

5角形
ホソバナライシダ
'13.07.01

ソーラスがまだ白かったです。
円腎形の包膜が分かり安い。
ホソバナライシダ
'13.07.01
小羽軸裏面の鱗片は袋状に膨らむ。

葉柄基部の鱗片は半透明から淡褐色とのことで これは淡褐色
密についています。
ホソバナライシダ
'13.07.01

柔らかく色が薄いです。
ホソバナライシダ
'13.07.23
羽片の先は徐々にすう〜っと狭くなります。
ナンゴクナライシダは急に細くなるそうです。

最下羽片がさらに羽状になっています。
ホソバナライシダ
'13.07.23

ソーラスが黒っぽくなっていました。
ホソバナライシダ
'13.07.23

葉柄下部の鱗片はそんなに密ではなく 張り付いた感じです。
ホソバナライシダ
'13.07.23

ホソバナライシダ
'15.10.13

葉の表に少し毛がありました。
ホソバナライシダ
'15.10.13
ナンゴクナライシダは毛が多いそうです。
これも張り付いた感じ
ホソバナライシダ
'15.10.13



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