ミドリヒメワラビ

Thelypteris viridifrons 緑姫蕨
ヒメシダ科 ヒメシダ属
高さ30〜80cm、夏緑性

《場所》s 東北中部〜九州 平地〜山地の林床や林縁

里山のあまり日当たりのよくない作業道の脇に小さいまとまりがたくさんありました。
薄い色の大型のシダです。

ミドリヒメワラビ
'12.09.17

3回羽状深裂
ミドリヒメワラビ
'12.09.17

小羽片が羽軸に直角につくのが特徴になるそうです。
ミドリヒメワラビ
'12.09.17

小羽片に短い柄があり 基部は羽軸に流れて狭い翼が付く。
ミドリヒメワラビ
'12.09.17

ソーラス
ミドリヒメワラビ
'12.09.17

葉柄基部
ミドリヒメワラビ
'12.09.17

標本にすると色が濃くなり深緑色になるそうです。
広披針形から狭三角形ですが 大きくて全体を写すのが難しいので携帯で撮りました。

ミドリヒメワラビ
'15.11.16

上の画像と色が随分違いますが
上は携帯で 下はデジカメで撮影です。
本当の色は 中間ぐらいでしょうか?
ミドリヒメワラビ
'15.11.16

葉柄や葉の表面には毛が殆どないようです。 ミドリヒメワラビ
'15.11.16

小羽片は離れ気味で隙間があります。ミドリヒメワラビ
'15.11.16

小羽片から羽軸に流れる狭い翼
ミドリヒメワラビ
'15.11.16

ソーラス
ミドリヒメワラビ
'15.11.16

包膜は小さく円腎形ですが 時期が進んでいてこれではよくわかりません。
包膜にやや長い毛があるそうなので 毛が見える部分が包膜のようです。
ミドリヒメワラビ
'15.11.16

葉柄は無毛ではないが古くなるとほとんどなくなるようです。
葉柄下部
毛が少し見えます 
ミドリヒメワラビ
'15.11.16

根茎は短く、斜上しているそうです
ミドリヒメワラビ
'15.11.16

別の株
ミドリヒメワラビ
'15.11.16

上と同じものですが携帯で全体を撮ったら色が変です。
ミドリヒメワラビ
'15.11.16

上の株の羽片が折れて裏が一緒に重なっていた部分
ミドリヒメワラビ
'15.11.16