タニヘゴ

Dryopteris tokyoensis 
シダ植物 オシダ科 オシダ属属
高さ100〜150cm、夏緑性

《名前の由来》 保留

《場所》j 北海道〜九州 湿地など

林道から見える杉林の中に大型のシダの群落が見えました。
タニヘゴ
'14.07.25

中に降りて行ってみると 水の流れる細い溝を飛び越した所にありました。
あちゃ〜近くで撮ったら色が変に写りました。
タニヘゴ
'14.07.25

羽片は中裂
小葉の付け根の部分の小羽片が大きい
小羽片の脈の付け根が羽軸にたいして湾曲して繋がっている
タニヘゴ
'14.07.25
包膜は円腎形
ソーラスが結構大きいです

ソーラスは葉の上のほうの羽片に付き 付け根近くは2列についていますが 先のほうは一つづつ(二つのもありましたが)で中助よりについています。

'14.07.25

葉柄の株のリンペンが薄い褐色で大きい膜っぽくなっています 
タニヘゴ
'14.07.25


この時にわかりにくかった部分を 以前、宮城県の他の場所や岩手県で撮った画像で見てみます。

ここのは羽片が28対以上あるようです。
図鑑によると30対以上で40対以上になることもあるそうです。
タニヘゴ
'13.06.01 岩手県

下に行くに従って羽片がとても小さくなっています。
タニヘゴ
'13.06.01 岩手県

羽片の一番下が広くて 耳状にでっぱっていておもしろい形です。
タニヘゴ
'13.06.01 岩手県

中軸にうす褐色の線形の鱗片が付いています
タニヘゴ
'13.06.01 岩手県

葉柄下部 所々に大きいうすい色の膜状の鱗片
タニヘゴ
'13.06.01 岩手県

こちらは宮城県の他地域で見た個体
タニヘゴは普通は群生するそうですが ここには一株しかありませんでした。
タニヘゴ
'13.07.21 宮城県

タニヘゴ
'13.07.21 宮城県

ここの葉柄株のリンペンは色がちょっと濃いでした。
タニヘゴ
'13.07.21 宮城県