トラノオシダ

Asplenium incisum 虎の尾羊歯   北海道〜九州
シダ植物 チャセンシダ科 チャセンシダ属
高さ:20〜30p

《名前の由来》 胞子葉が立ち上がって伸びる様子を虎の尾にたとえたらしいが 虎というより猫?

《場所》 石垣や土手に普通

岩手県で最初にあいました。
流れを見下ろす位置で石垣の間から かわいいシダが覗いていました。
トラノオシダ
'12.11.23

ソーラスは形がわからないくらいこんもりと熟して 肉球みたいになっていました。
トラノオシダ
'12.11.23

その後 家の近くでも見つけることができました。
左側が杉林で薄暗く冬なのに元気にあちこちに見られました。
トラノオシダ
'12.12.23

胞子葉は立ち上がっています。
この様子を虎の尾に見立てたらしい
トラノオシダ
'12.12.23

下の小さいのが栄養葉のようです。
トラノオシダ
'12.12.23

ソーラスは線形
トラノオシダ
'12.12.23

トラノオシダ
'12.12.23

熟したソーラスもありました。
トラノオシダ
'12.12.23
葉柄の裏面は黒褐色の筋があることが多い

葉柄の基部
下の方の羽片は次第に小さくなっています。
トラノオシダ
'12.12.23

表側には幅広い浅い溝があり 
その溝の中に少し盛り上がった筋があるのが特徴と教えていただきました。葉は無毛。
'12.12.23

ブログ「はじっこノート」シダが少し,「はじっこノート」トラノオシダかな?