前へ目次へ次へ

すみれ(種)

聡は(どちらかというと鋭いという方に近いようですが)かしこいという意味もあります。生物は代々続いて行く事を目的に生きてる所がありますよね。そのためのかしこさを備えていると思うのですが。すみれもそのかしこさを持ってます。

たとえば 種。熟すと三つにわかれて遠くに飛ばします。はじける所を見た事はないですが 随分遠くまで飛ばすら しいですよ。1メートル以上飛ばすようです。

 またその種にはエライオソームと言われる甘いものがついていて ありがそれを運びます。すみれによってそっちのほうが目 的が大きいものはエライオソームがおおきくて種も飛ばさないで下に落としたりします(アオイスミ レ)。

 種がはいっている果実(朔果) は ふつう花の後にできるんですが すみれはあまり花が咲いた後にできる事は多くないそうです。ではどうするかというと 花後 閉鎖花という 花びらのな い花ができて自家受粉するのです。すみれの本などを読むと そのことについてもいろいろ おもしろいことがあるみたいです。

 とぼしい写真をちょっとのせます^^; 種の写真をとるなんて思った事なかったので あまり持っていないのですが そのとぼしい写真の中からちょっとのせます^^;

スミレの果実(朔果)です。

まだ熟してないので下をむいています。

熟すと上向きになり 



三つに割れてそのあと
 種をはじき飛ばします。

ア ヤメ科も朔果が3裂するらしい

スミレの種が弾けた後です。→

多くのすみれは果実(朔果) が上の方にあって熟すと弾けるのですがアオイスミ レの 朔果は下立ちあがらず、下のほうにあり 種をポトッと落として 蟻に運んでもらいます。飛ばさなくていいせいか種は大きめです?。
なんだか アオイスミレは 種まで地味だなあ^^;
←こんなかわいいのもありました。
イブキスミレの種 の でき始めです。
す みれとあり
福音館書店 かがくのとも傑作集
矢間芳子(やざまよしこ)作
4才〜小学校初級むき 
この絵本はかわいい絵を使ってわかりやすく書いてあります。・・・と いう情報を頂きました

参考ページ
2012年の果実のページ 無形種  有形種

前へ目次へ次へ