アメリカミズユキノシタ

Ludwigia repens 亜米利加水雪の下
アカバナ科 チョウジタデ属 北アメリカ原産
高さ約20〜30cm 水中では1mほどになるらしい 多年草 沈水〜抽水植物
生態系被害防止外来種
花:6〜9月、黄色、花弁4枚、花弁の長さ1〜3o

《名前の由来》 在来種のミズユキノシタ(名前の由来不明)の仲間で原産国から。

 学名:種小名のrepensは 匍匐する、地に這い根を出すというような意味

《場所》 帰化種:湿地、池、水路などの水辺
観賞用の水草としてレッドルドウィジアという名でアメリカから持ち込まれたものが栽培され,捨てられたと思われるものから帰化。1970年代の京都深泥池での報告というのがあったとのこと。

さいたまで。
自然公園の沼のそばに大変密生した植物がありました。調べてみるとアメリカミズユキノシタという 栽培用の水草が増えたもののようです。
アメリカミズユキノシタ
'24.07.13

高さは20〜30pとのことですが 茎が長く這って分岐し節から立ち上がっているそうで だからこんなに密生しているんですね
水中でなくても増えるようです。
茎は赤みを帯びるらしいけど そんな感じではなかったので違うのかな
アメリカミズユキノシタ
'24.07.13

葉っぱはつやつやしています。
アメリカミズユキノシタ
”葉は対生,倒披針形〜倒卵形〜さじ形(長さ3〜5p、幅1〜2p、両端は尖る、全縁、葉柄は無いか、あっても長さ1p以下)”


アメリカミズユキノシタ
'24.07.13

葉の裏
アメリカミズユキノシタ
'24.07.13

花は咲いているのかな
探してみると
アメリカミズユキノシタ
'24.07.13

小さい黄色い花が咲いていました。
アメリカミズユキノシタ
'24.07.13

葉腋に一個はながあります。葉が対生で両方に花がついているのも多かった
アメリカミズユキノシタ
'24.07.13

花弁は4枚で萼片より小さい。長さ1〜3oとのこと。
雄しべ4個
アメリカミズユキノシタ
'24.07.13

横から見ると
”柄はなく、長さ2〜3oの小苞がある”というのがわかる
アメリカミズユキノシタ
'24.07.13

花びらが落ちて果実になりかかっているようです。
アメリカミズユキノシタ
'24.07.13

アメリカミズユキノシタ

あまり資料がなく まちがえているかもしれません。

植物体の断片からでも繁殖が可能。
ミズユキノシタ(葉は互生:在来種)やセイヨウミズユキノシタ(葉は対生:ヨーロッパ原産)は花弁をもたないとのこと


間違いやご意見、ご感想などありましたら、すみれ想のメールフォームからご連絡をよろしくお願いいたします。