アオヒメタデ

Persicaria erectominor var. erectominor f. viridiflora 青姫蓼
タデ科 イヌタデ属
高さ20〜50cm 1年草
花:5〜9月、白色〜淡緑白色、

《名前の由来》 母種とされているヒメタデ(Persicaria erectominor var. erectominor)は花被が淡紅色となるが 白色〜淡緑白色のことからアオ。

ヒメタデは環境省カテゴリでは絶滅危惧U類 になっているが アオヒメタデは指定されていない。

学名:ヒメタデの種小名erectominor(直立で小さいかな?)、品種名viridiflora(緑色の花の)

《場所》 本州:水湿地など

いしのまきで。 河口付近の河川敷の浅い水際で白っぽくて細いイヌタデ属がいた
アオヒメタデかな と思ってメモ
アオヒメタデ
'24.07.29

アオヒメタデ
花穂
長さは2p弱だった
直立し長さ1〜2cmとのこと
アオヒメタデ 花穂
'24.07.29

小雨の後で濡れていた。花の基部の毛が結構目立つ
アオヒメタデ 花穂
'24.07.29

葉は ”短い柄があり、広線形〜長披針形、腺点はなく、鋭頭”
アオヒメタデ 葉
'24.07.29

基部は楔型とのことだけれど これぐらいでもいいのかな?
葉が黄色っぽくなっていた。裏側 少し脈が浮いている
アオヒメタデ 葉裏
'24.07.29

黄色くなってしまった葉の裏
アオヒメタデ 葉
'24.07.29

葉の縁には上向きの毛がある
アオヒメタデ 葉
'24.07.29

裏の脈にも疎らに上向きの毛がある
アオヒメタデ 葉
'24.07.29

葉鞘の縁毛は鞘部と同長か少し短いそうだ。分岐部分の所は鞘部より長くなる
アオヒメタデ 葉鞘
托葉鞘に上向きの毛がまばらにある。
↓これは縁毛が結構長い
アオヒメタデ 葉鞘
'24.07.29

同長ぐらいか 乾いているときに見ればよかったけど
アオヒメタデ 葉鞘
'24.07.29

花穂の軸にちょっと刺のようなのがある
アオヒメタデ 花穂の軸
'24.07.29

”花被は5深裂、白色〜淡緑白色、長さ約2mm” 
咲いているのは見つけられなかった。
アオヒメタデ 葉鞘
'24.07.29

1メモリ0.5o
アオヒメタデ 花
'24.07.29

緑のは結実しているようだ 長さ2oぐら
アオヒメタデ 花
'24.07.29

アオヒメタデ 花後
'24.07.29

果実を取り出してみた。長さ1.5o弱 3稜形だった
アオヒメタデ 果実
”痩果は3稜ある広卵形、黒色、光沢があり、長さ1.3〜2mm”

間違いやご意見、ご感想などありましたら、すみれ想のメールフォームからご連絡をよろしくお願いいたします。