いしのまきで
低山の頂上から 細い暗い山道を下っていくと 道がシカの泥んこで通りにくかったり、バタバタと走っていくシカが居たりで みんな食べられていそうであまり楽しくないなあと思っていたけど、ちょっと林を透かしてみると明るく見えるところがあった。藪をかき分けて入ってみると木のそばに細いイネ科の小さな団体さんがいた。調べてみるとヒロハノハネガヤらしい。一気にうれしくなったけれどおかげでその後道を間違えた^^;
間違ってるかもしれないけどめも
'21.09.09
"稈は少数が束生し、直立"
葉
'21.09.09
'21.09.09
全体がか細くて 花序も一本に見える
同属のハネガヤは、円錐花序は斜めに開いているそうだ。
'21.09.09
苞穎が開いてる?
'21.09.09
5
'21.09.09
節
'21.09.09
葉は細長い 先が細長くのびていた
'21.09.09
"葉は、互生、葉身は線状楕円形、長さ10〜30cm、幅7〜15mm、裏面は灰緑色で微毛"
葉の表
'21.09.09
葉の裏
'21.09.09
葉舌
'21.09.09
'21.09.09
"葉鞘は上端近くに輪状に毛がある"
葉身の付け根を後ろから
毛がある
'21.09.09
花枝を曲げてみた
'21.09.09
苞穎が開いて小花が見える。護穎にはしっかりした芒がついている。
'21.09.09
小花が落ちてしまったのか?
'21.09.09
"小穂は披針形、長さ12〜15mm、淡緑色、1小花からなる"
苞穎は縦脈が5〜7本あり一部横脈がつながっているそうなので 探してみた
上:よくわからなかったのが多い
中:何となくにょろにょろ見える気がする
下:これかな
"包類は緑色、背面は円い、5〜7本ある縦脈の一部は横脈で連結する"
透かして見ると 曲がったのが見える。これかな
'21.09.09
小花を開いてみた
'21.09.09
小花
上:芒を除いて長さ1p余り、護穎の芒は2.2pぐらいあった
中:護穎の表面に毛がある。小花の基部に毛がある。
下:内穎側
"小花の護穎に長さ2〜3cmの直立した太い芒がある。
芒を除く護頴は長さ1.2〜1.5cm、"
護穎と内穎をはずしてみた
固くて開こうとすると芒は折れてしまうしきれいに取り出すことができなかった
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