イトアオスゲ

Carex leucochlora var. gracillima 糸青菅
カヤツリグサ科 スゲ属 ヌカスゲ節
高さ10〜30cm(50pぐらいになることもあるそうだ) 多年草
花:4〜6月、雄小穂は短い(5〜20mm)、雌小穂2〜3個で花数は少ない

《名前の由来》 アオスゲ(Carex leucochlora var. leucochlora)の変種で アオスゲに似ているが茎や葉が糸のように細いことから

学名:種小名leucochlora(白緑色の) 変種名gracillima(非常に細長い)

《場所》 北海道、本州、九州:低山地の疎林、林縁、草地など

いしのまきで。
フチゲオオバキスミレを見に行く山で尾根道の上の方で
細くしなやかそうな姿
イトアオスゲ
'23.05.25

小穂は上の方に集まっている
イトアオスゲ
'23.05.25

”匐枝は出さず,ややゆるく叢生する”
イトアオスゲ
'23.05.25

ちょっともらってきた
葉の幅は2oぐらい
イトアオスゲ
”葉は直立し、花茎と同長またはやや短い、幅1〜2mm”

頂小穂は雄性で短かった。側小穂は雌性でこれは2個で小花は2〜3個
イトアオスゲ
”雌小穂:2〜3個、花数は少なく10花まで”
雌小穂の小花は少なくて 多くて4個ぐらいだった
イトアオスゲ
'23.05.25

小花 果胞の長さは2o強ぐらいだった
イトアオスゲ
”果胞:脈は不明瞭,長さ2.5〜3mm,まばらに毛がある”

鱗片に短い芒がある
イトアオスゲ
'23.05.25

痩果は3稜形
イトアオスゲ
”痩果:長卵形〜卵形、橙褐色、光沢がある、柱基が付属体となり残る”

別の年に
花序は上の方に集まっている
イトアオスゲ
'24.05.04

イトアオスゲ
'24.05.04

イトアオスゲ
'24.05.04

雌小穂
イトアオスゲ
'24.05.04

雌小穂 柱頭3岐
イトアオスゲ
'24.05.04

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