カントウヨメナ

Aster yomena var. dentatus 関東嫁菜
キク科 シオン属
高さ50〜120cm 多年草
花:7〜11月、頭花は直径約3cm、淡紫色が多い、冠毛は短く長さ約0.25mm?

《名前の由来》 ムコナ(シラヤマギク)に対して 若芽がおいしく、姿がやさしく美しいからヨメナ(嫁菜)とついた。そのヨメナの変種で、関東以北にみられる事からカントウをつけた。

カントウヨメナはヨメナとユウガギクの雑種起源といわれる。

学名:属名aster は頭状花が放射状になる。 変種名dentatus は鋭鋸歯状の
ヨメナより鋸歯が深いからか

《場所》 本州(関東以北):山野のやや湿ったところ

さいたまで
河川敷などでよく見られる。
ユウガギクのようには枝が横に広がらないそうだ
(ユウガギクは花色は 枝は真横に近い角度で伸び、よく分枝する)
カントウヨメナ
'17.10.05

”頭花は淡い紫色で これは直径2.7pぐらいで 3p越えのもあった
ユウガギクは白色が多く少し小さめ)
舌状花は脈がへこんで目立っていた。
カントウヨメナ
'17.10.05

色の濃いつぼみもあった 上の方の葉は鋸歯がすくない
カントウヨメナ
'17.10.01

枝の先に花がつく
カントウヨメナ
'19.11.10

総苞 先が赤褐色になっていた
カントウヨメナ
'17.10.01
総苞片は3列で 総苞は椀型
冠毛は短いので見えない
カントウヨメナ
'17.10.05

上の方の葉は全縁に見えるけれど 左下の葉を見るとカントウヨメナでいいようだ
カントウヨメナ
'21.10.06

筒状花と舌状花 柱頭の様子が違う? 先が開いるのとくっ付いているのと?
カントウヨメナ
'21.10.18

カントウヨメナ
'23.10.08

群生 大きい画像にリンクしています
カントウヨメナ 大きい画像にリンク
'23.10.08

葉 鋸歯が少ない部分
カントウヨメナ
'17.10.01

鋸歯は葉の上ほうにつく事が多い
カントウヨメナ
'17.10.01
これは鋸歯が荒い方だけど ユウガギクの葉は薄く、鋸歯は深く羽状中裂になることも多い)
カントウヨメナ
'23.10.08

葉の表を拡大 毛はほぼ無いようだ 触ってもざらつかない
カントウヨメナ
'21.10.06

葉の裏を拡大
カントウヨメナ
'21.10.18

もっと拡大 いつか役に立つかもしれないので^^;
カントウヨメナ
'21.10.18

花びらが散った後
”冠毛は0.25mmから0.3mmぐらいでユウガギクと同じぐらい”ヨメナは0.5oぐらいらしい
カントウヨメナ
'19.11.10

カントウヨメナ
'21.10.18

果実 10月
カントウヨメナ
'21.10.18
果実は伏した毛がまばらに生えるが、上方は稜にも面にも腺毛が多くなる
(ユウガギクは稜の上に腺毛がないが剛毛があるらしい。形も短くはばひろく肩の部分が張った感じ) ↓11月
カントウヨメナ
'23.11.07


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