コアツモリソウ

Cypripedium debile 小敦盛草
ラン科 アツモリソウ属
高さ10〜20cm
花:袋状、長さ約2cm、5〜6月、

《名前の由来》 アツモリソウに似ていて小さいから。
学名debile デビル?悪魔?顔がそれっぽいからか と思ったら「虚弱な」という意味だそうです。悪魔はdevilでした^^;

《場所》m 北海道〜九州:山地の林下

秋に果実を見つけました。

'16.10.16

次の年 行ってみると、つぼみが葉の上に乗っかっていました。

'17.04.27

12日後 ほかの場所でたくさん見つけました。つぼみが膨らんできました。
高さは10cmぐらいでしょうか。小枝や枯葉がつもっていてよくわかりません。
葉は2枚対生、円心形、長さ3〜5cm

'17.05.09

チゴユリと

'17.05.09

つぼみが葉よりたれ下がっているのもあります。

'17.05.09

1ヶ月後 咲いていました。
花は葉の下に垂れ下がって咲きます。
葉はつやがあって白飛びしてしまいました。

'17.06.09

覗き込んでもよく見えません。

'17.06.09

上からみると花が咲いているのかぜんぜんわかりません。

'17.06.09

なんとか花の下のほうを写せました。
これは唇弁で幅が1cmぐらいしかありません。長さ約2cm

'17.06.09

細長い苞葉を持ち上げて写してみました。
中のほうまで少し見えました。

'17.06.09

ふたになっているのが背萼片 奥の薄黄緑した目のような二つはおしべの葯で、 その下の鼻のようなのは柱頭らしい

花を下から
膨らんでいるのが唇弁。
上にかぶさっている背萼片の内側にも柴の筋がありました。

'17.06.09

横から

'17.06.09

二株一緒に。

'17.06.09

小さな群落があちこちにみつかりました。

'17.06.09

昨年の果実の殻が残っていました。

'17.06.09

したに垂れ下がらないで咲いているのもありました。
小さいコアツモリソウの中でもさらに小さくてかわいかったものです。
葉っぱが小さくても花は一人前のようです。

'17.06.09

11日後もまだ咲いています。

'17.06.20

右はチゴユリ

'17.06.20

6月下旬でも花が見られました。
その中に変わったのがありました。
線形の包葉が下側(普通上側)になってて 上側に葉のようなのがついていました。

'17.06.27